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2024-04

圧倒のパーカッション軍団! - 2007.05.13 Sun

 いよいよ関西打楽器協会主催のパーカッションフェスティバル当日。演奏は大我以外みんなクラシックのパーカッショニスト。大阪フィルハーモニー交響楽団京都市交響楽団大阪シンフォニカー交響楽団などで活躍する奏者や明日のクラシックパーカッション界を担う若手奏者たち。
 いつもとは違った意味の緊張感で本番に臨む…のはこちらだけで、大我はさほど緊張していない様子。(彼が緊張しているのは今日もやっぱり「しゃべり」のことのようだ。司会のお姉さんと念入りに打ち合わせていた。注:4月30日のブログ参照)
 バンド?の構成は、なんだかすごい。パーカッションってこんなに幅が広いのか…と感心することしきり。大我のドラムセットを中心にマリンバやビブラフォンなど、どれが何だかさっぱりわからない大小・長短・多種多様の10台近い鍵盤系楽器が配置され、さらにその後方をティンパニやらなんやかや太鼓系などのありとあらゆる打楽器が取り囲んでいる。すごいことになっている。ほんとに大丈夫なのか大我?
大我の出番。セッティングの間、そつなく「しゃべり」をこなす。(それどころか、アドリブでお姉さんにツッコミをいれているではないか!成長したもんだ。)
 全員がスタンバイして、指揮の花石眞人さんが登場。(指揮者を前に演奏するのも初めて)一瞬の沈黙の後、花石さんのタクトが上がる。緊張の一瞬が長く感じられたその時、何ともいえないテンションですべての打楽器が一体感のある音を奏で上げた。ものすごい迫力。さすがは鍛え抜かれたクラシック奏者たち。一分の隙もないきりりとした演奏だ。大我は、その一糸乱れぬ奏者たちのど真ん中で、ドラムセットにちょこんと腰掛けたまま、踊るようにタクトを振る花石さんをきょとんと見ている。大丈夫か?汗が出そう。しかし次の瞬間、花石さんとのアイコンタクトで、あっという間に演奏に溶け込んでソロパートを叩き始めた。なんてヤツ…。

 そんなこんなで、大勢の打楽器奏者軍団に負けない力強いドラミングで大我は2曲を叩ききった。特に2曲目の「アフロブルー」は、打楽器ならではの特性を生かした野性味溢れるアレンジが素晴らしく、迫力があり、かつ大変味わい深かった。
 打楽器は「音を出したいという人間の欲求」から生まれた最初の楽器なんだということをあらためて認識させられ、音楽の原点的なものをひしひしと感じる音色だった。
 オーケストラにおいていわゆる「フロント」は、主にバイオリンなどの弦楽器であったり、トランペットやオーボエなどの管楽器だったりする。パーカッションは常に後方で縁の下の力持ちとしてリズムを支え、そして音楽にスパイスを与えるパートだ。しかしそれは非常に重要な力であり、なくてはならないスパイス。ジャズにおけるリズムセクションの責務と同じだ。フロントもリズムセクションも全てがパーカッションの楽器で構成された音楽に参加できたのは、大変貴重な体験になった。それぞれが自分の音(パート)に責任を持つことにより一つの音楽を作り上げたパーカッション奏者の皆さん。その音楽に対する職人魂のような真摯な姿に心を打たれた。
鬼束大我@07パーカッションフェス

鬼束大我@07パーカッションフェス2

ラストナンバーを全員で演奏。指揮は関西打楽器協会会長の坂上弘志さん。

そして大我は演奏後、やっぱり坂上さんに言われちゃった。
「キミは、リハーサルと全く違うこと本番でやっちゃうんだね…。びっくりだよ!」と…。それがジャズドラマーとしての大我のパートなのだ…。
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