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2014-04

知覧特攻平和館 - 2014.04.02 Wed

 鹿児島に行ってきました。
前々から機会があれば是非訪れたかった所へ。

 快晴の指宿スカイラインを南下。
桜島を左手に覗きながらのドライブ。山林道の空気が清々しく車内を渦巻きます。
九州その他 071
 途中の絶景スポットでパチリ!(遠くに見えるのが桜島)

 知覧ICを降りて、知覧武家屋敷を抜けると・・・
九州その他 072
 素晴らしい桜並木が。
この先に今回の訪問施設、知覧特攻平和会館があるのです。

 鹿児島には多くの特攻基地がありました。
陸軍、海軍の各基地から多くの若者が飛び立っていった悲壮の地です。
九州その他 073
 多くの遺品や手紙、辞世の句などが展示され、一つ一つに目を通すのが辛い。
特に母親に宛てた出撃前の手紙が多く、日本男児の死の直前の葛藤に涙します。

 明日特攻、と命令を受けた隊員2名が出撃前日に弾いたピアノ。
それを題材にした小説と、1993年に映画化した『月光の夏』というのがあります。
ドイツ製のフッペルというグランドピアノですが、実際に弾かれたのは佐賀県の鳥栖。
曲はベートーヴェンのピアノソナタ第14番「月光」

 当時、フッペルのピアノは日本に二台しかなかったとの事。
鳥栖のピアノは今も現役で使用されているそうですが、ここに展示されているものは、その物語を後世に広く伝えようともう一台の持ち主が寄贈したピアノだそうです。

 その物語、フィクション、ノンフィクションと諸説あるそうですが、特攻直前の若者達の心境は、真実であっても脚色されていても想像を絶するものです。

 大東亜戦争・・・激戦に多くの若者が、母と家族を思い散っていった。
楽器を奏でていた手は操縦桿を握り、音楽を志していた若者達も沢山散って行ったそうです。
無念だったでしょう。。。
今、こうやって音楽できている事。。。感謝です。



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