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2009-12

出会いと別れ2009 - 2009.12.31 Thu

 初めての九州・北陸を含めての全国ツアー、初ヨーロッパ等約80ステージ。移動距離約40000キロ。約地球一周。
 大きい会場では一度に沢山の方に知ってもらえますが、ふれあいができない。出会いを求め出来るだけ小さい会場でのライヴを心がけるとステージ数と移動距離が増える。体力勝負。
 しかし、移動距離が長くなるという事はオーディエンスとの距離が短くなるという事。
 音楽に、芸術に、スポーツに取り組む、楽しむ沢山の老若男女との出会いがあり、とっても刺激的で勉強になります。
 どのジャンルであっても真剣にメッセージを送ると「感動した!」「自分の世界をもっと頑張ろう!」「勇気をもらった!」と返事が返ってくる。気持と気持ちの会話が実際の言葉となり、握手やハグのふれあいでお互いを認め合う。

 8月2日、大我は東京でのライヴ終了後、お爺ちゃんに会いに行きました。最後のふれあい。
 昨年の10月、余命1年と宣告されてから関東でのライブ終了後は出来るだけお爺ちゃんの家を訪れるようにしていた。5月にはお爺ちゃんの集大成であるラストコンサートにミュージシャンとして友情出演。
 大我と風雅を枕元に呼び、痩せ細った体から精一杯の声を絞り出し「ジイジイはとっても嬉しい。自慢の孫たちだ。今までありがとう。」「大我、ジイジイに何かあってもライヴを優先しなさい。」と、遺言。
 大我達は思いっきり泣きながら最後の握手とハグ。

 8月8日、広島でのコンサート終了後、訃報が届きました。
 次の日は岡山でコンサート。キャンセルはしません。ジイジイの遺言通り、燃えるライヴを届けました。
 会場には障害者の子供たちが約30人。大我は演奏終了後早くジイジイの元に駆け付けたい所、その子供たち一人一人と握手。プロのミュージシャンとして、そして一人の人間として。

 宣告を受けてから、出来るだけ悔いが残らないようにジイジイと接してきた大我。
 毎年楽しみにしていた宮津への海水浴はキャンセル。大我が到着するのを待って、お別れ会を3日間続けました。
 しっかり、骨になるまでを見届けた大我。最後に話が出来たし、遺言通りにも出来た。
 お別れ会は終始笑顔で行われました。

 自ら足を運べば無限に広がる出会いがありますが、避けようのない絶対的な別れもあります。出会いが多ければ多いほど別れの数も増えます。
 小さい頃から(今も小さいですが…)活動している大我は、半端ない数の出会いがあり、友人・知人がいます。
 高齢の方も多く、寒くなると海外からの訃報も増えます。この時期は本当に心配です。
(先ほど中村メイコさんから電話がありました。神津先生含め皆さんお元気との事。安心しました。)
 大我には、振り返って出来るだけ笑顔になれるよう、笑顔にできるようなミュージシャンになってもらいたいと願います。そのサポートを続けたいです。

 これまでと今年と、出会った皆さん、応援して下さったみなさん、有難うございました。
来年は寅年。大我は益々心身ともに成長する事でしょう!また再会出来るのを楽しみにしてま~す!良いお年を!!!

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今年最後の大我ワークショップ。 - 2009.12.26 Sat

 大我がワークショップのリーダーを務めるミュージック・ラボが2校目を開校。
今回は新しく開校された高野校(たかの)で、下は4歳から6年生までの11人のクラスと、高校生から60歳代まで8人のクラスの2クラスのワークショップ。
 前回までは、リズム探し・リズム遊び・リズムまねっこ・リズム伝言ゲーム等、リズム主体の内容を子供たちにというコンセプトでしたが、今回は大人の部も開設。同校のピアノの先生とベースの先生を交え、「スウィングとは?」「ドラムと各楽器の会話とは?」を見て聴いて学んでもらった後、アンサンブル体験を含めた大我トリオのミニライヴ付といった内容。

 ほとんどの受講生は8ビート系。(クリスマスで忙しいこの時期、沢山のご参加有難うございました!)
ジャズは難しい物ではなく、自由で楽しい物だという事を目と耳と体で感じてもらおう!(ジャズ色に洗脳?…笑)と企画しました。
特にチビッコ達は十一人十一色でとってもオモロイのが揃ってます。(大我はメッチャ疲れるとの事)
人見知りが激しく、大泣きしながらお母さんにしがみ付く子を無理やりひきはがし教室へ拉致。座りなさいと言っても騒ぎたおす悪ガキ軍団。何にでもツッコミを入れ続ける子。なぜ?どうして?病真っ最中の子。ものすご~くおとなしすぎる子等など…洗脳する前に先生方が疲れ果てます(笑)
「大我の技に挑戦しよう!」のコーナーから次第に目つきが変わる子供達。
そしてアンサンブル体験の時には人のプレイを真剣な眼差しで凝視。いつ自分が指名されるかドキドキ・・・!
CDや打ち込みの曲に合わせるのではなく、プロのピアニストとプロのウッドベーシストとのアンサンブル。なんとも贅沢な環境!
ワークショップ
(泣き笑いの絶えない子供の部。手前には未だ小っちゃいのが5人隠れてます!)

 泣きじゃくってた子もツッコミを入れ続けてた子も、ドラムに座ると戦闘モード!

ワークショップ2
(笑いと真剣さが交差する大人の部)

 最後は大我達の即興ライヴに、目と口を大きく開けて「何で?決めごとや打ち合わせもなく演奏できるの?」と興味津々!
「ありがとうございました!」と目をキラキラ輝かせながら帰って行きました!(「ドラムを叩いてる時が一番楽や」と大我。既に疲れ果てていました)
 大人の部は泣く人もツッコミを入れ続ける人もなく、ちゃんと座っているからひじょーに楽…?子供と比べると!
高校生・大学生におばさまの方々。「見学だけでも良いですか?」と最近ドラムを始めたばかりの方にも参加していただきました。
アンサンブルに参加し、大我達の即興を目の当たりにした受講生が口々に「ジャズってメッチャ楽しいですね!」「ジャズにもっと触れてみたい!」と。(ジャズ色洗脳に成功か?!)

 大我がやってきた、演り続けてきた生セッションを体験してもらう。
しかし、小さい子供がジャムセッションに参加しようと思っても大きな壁にぶち当たります。
先ず、土・日・祝日の昼間に参加できるジャムセッションの土壌がほとんどない事。ほとんどが夜。そして薄暗いジャズクラブ。
 思い切って入ってみようと入口まで行っても、なかなかドアを開けられず退散。ドリンクやフードをどの程度注文すれば嫌われないのか?全部でいくらかかるのか?参加リストに記入してから順番が回って来るまでに、連れて来た子供が眠たくなったらどうしよう?うまく演奏できなかったら「出直してこい!」なんて言われるのか?と不安がよぎります。
 大我も5~7歳ごろは、お昼寝をしてからジャムセッションに参加していました。
それも全てを逆算して。19:30分からジャムが始まるのであれば、その2時間半前に起こしお風呂に入れ、食事をとらせ、脳が覚醒したところで曲のイメージトレーニングをさせておく。(ジャムの場合、自分から曲をリクエストでき又、自分のテンポで演って貰えるので楽チンですよ!でも、やっぱり緊張するかナ?…)
 遠出した時は14:00にホテルにチェックイン。部屋を真っ暗にして(そのホテルが遮光カーテンを使用してるかどうかの確認が必要)お昼寝をさせ、後は一緒+ホテルのベッドで思いっきりジャンプしながら一緒に遊ぶ。(テンションを上げよう!)
出来るだけ心と体が万全な状態でジャムに参加。その方が吸収力が格段に違います!
 6歳頃からは、とっても厳しそうなミュージシャンのライヴに積極的に飛び入り。(子獅を谷底に落とす方法)
飛び入りにチャレンジさせる場合、曲のリクエストは出来ません。どんな曲をどんなテンポで演奏するか分からないので、どれだけの曲調が頭に入ってるかが勝負。日頃のイメージトレーニングと練習の時間が益々増えます。
 又、厳しい人は飛び入りした者に対し、自分のオリジナル曲を演らせたりします。(見ていて汗がドット出ますよ!)
カウントが始まった瞬間にミドルテンポ以上なのかバラードなのか瞬時に判断し、スティックかブラシをチョイス。
最初のテーマで曲のアクセントや構成を判断し、ダイナミクスを感じ取りアドリブに突入!アドリブでは相手の言いたい事を良く聞く。コーラスのソロやバース交換では濃密な会話を展開してみる。エンディングもプレイヤーの息遣いやコードの流れで瞬時に応えなければなりません。(数々のエンディングを聴き倒せば、どのような展開になるのか直ぐに対応できますよ!…聴くと演るとでは大きく違いますが、先ずは聴くことから続けよう!)

*但し、ミュージシャンに飛び入りをお願いするのでは無いですよ!何度も何度もライヴに顔を出し、チャンスを掴むのです!

 このように参加する立場であった大我側も、勇気、体力、習い事の事業仕訳、切り詰める家計費の苦悩など様々な問題が降りかかりました。楽しい音楽をやればやるほど疲れることも多々あります。

 大我が苦労して取り組んできたジャムセッション参加の時間帯をこちらから考え提案していく。 お昼寝をしなくても良い時間帯に、ジャムセッションに行きたくても時間の都合がつかない人に、ジャムに行きたいけど未だ自信のない人に、即興で成り立つのは何故かと不思議に思っている人等などに・・・そんな人たちの悩みを出来るだけ軽減したい・・・
今回からミュージック・ラボと大我の取り組みは、出来るだけ参加し易い環境を、お昼の時間帯に解り易く=生=を経験してもらいたいとの思いから企画しました。(ジャズに興味を持ってもらいたい下心も大いに有り・・・笑!)
 

 来年からは外部の方々にも開放していきたいと考えています!(2月頃から特設HPを公開する予定です)
全国各地の老若男女のドラマーはもちろん、ピアニスト、ベーシスト、プロを目指す人、そうでない人、胎教から喜寿・米寿又はそれ以上の方や見学の方等、年齢性別は問いません。自力(付き添い可)で教室に来れる方、お待ちしております!
 日程があえば、全国各地への出張ワークショップもOKですよ~!

Tiger, Burning Bright in 名古屋 - 2009.12.21 Mon

 クリスマスライヴが多いこの時期、大我はあまりクリスマスライヴを演らないのですが、大我ファンのK女史のプライベートクリスマスライヴに毎年出演させていただいてます。今回は名古屋の名門「名古屋観光ホテル」!
 何故クリスマスライヴをあまり演らないのか?・・・
甘~いカップル相手に「甘~い数々のクリスマスソングでムードを盛り上げてほしい」との要望(期待)するお店が多いから。お店のクリスマス商戦の大変さは分かりますが、大我の得意とするブラシで甘~いクリスマスソングの数々を連発する事もできますが、こちら(バンド)としては欲求不満、不完全燃焼となります。(餅は餅屋に任せよう…) 
K女史から最初にオファーを受けた時、「大我君のいつものアグレッシブなプレイでお願いしたい!クリスマスソングは1曲も要らない!」と熱い思いで語っていただき、選曲も全てお任せします…と。
しかし、クリスマスパーティーとしてお越しいただく初めてのゲストもおられるので、毎回1曲だけはクリスマスソングを大胆にアレンジしたものを持って行きます。エンターテイナーですから!(今回はジーツーのアレンジでした)

 ホテルの美味しいコース料理をご馳走していただき、いざ本番。
急激に冷えこんだこの日の名古屋は雪。会場はTiger, Burning Brightの熱い演奏で熱気ムンムン!毎年楽しみにしているゲスト、前回、人数制限で参加できなかったゲストも最後はファンキーなナンバーで総立ちの踊りまくり!こちらも完全燃焼できました。ありがとうございました!!!
名古屋private party
 終演後、近くの居酒屋で打ち上げ。しかし出てきた豆腐がチョット酸っぱい!腐りかけてる!店員にそれを伝えても「?」な態度。早々に引き揚げてホテルで部屋飲み。酒の肴が少なかったのか?居酒屋に腹が立っていたのか?で、デミヤンを餌に決定!
Tiger, Burning Bright新喜劇のはじまり、はじまり~!
結婚を決意したデミヤンが彼女の家に挨拶に行くという設定。
彼女役(ジーツー)、そのお父さん役(大我パパ)、お母さん役(大我)
スーツ姿で「ピンポ~ン」と玄関のチャイムを鳴らすデミヤン。それを満面の笑みで迎える彼女(ジーツー)。
「あらっ?!いらっしゃい!」とスーツ姿に何かを感じ取る母(大我)
「おじゃまします」と奥の部屋に通されたデミヤンを見て、急に苦虫を噛み潰したような表情になる父(大我パパ)
「お・お・お父さん!お・お・お話があり・・・」と言いかけるデミヤンを無視して、「お母さん、今度の旅行やねんけど・・・」と話題を変えようとする父。
キッチンで夕食の準備(実際に演じる大我)をしてるお母さんが、「3人で泊まれる温泉が有ったわよ」と。
「3人ですか…その旅行僕がプレゼントさせていただきますので4人で……」
「親子!親子水入らずで楽しみたいし…それに金には困っとらん!」と一蹴させる始末。
沈黙が続くデミヤンに小声で「早く言ってよ!」と肘鉄を入れながら煽る彼女・・・
 そんな関西人が大好きなバカバカしい寸劇が夜通し続きましたとさ。



 続いては名古屋の熱きライブハウス、STAR EYES。
この日は名古屋の新生アルトサックスプレイヤー加納奈実ちゃんを迎えてのライヴ。
初めての共演なので数曲をリハーサルをしたあと、近くの定食屋さんでエビフリャー定食をガッツリ!(大我は極厚のトンカツ)
STAR EYES、新人にとってはまだまだ敷居の高いお店。食事中、奈実ちゃんの緊張をほぐそうとしたのか、デミヤンワールド炸裂!それに対し他のメンバーはツッコミの嵐!
どうみても関西のこのノリについて来れない様子の奈実ちゃん。逆に緊張したかな?逆に…(逆に・はTBBの流行り言葉)
 この日の会場には神戸や京都など遠方からのお客さんを含め、4歳位から小学校高学年位までのチビッコが8人と家族連れも多く、ステージの合間に大我TシャツをGETしてそれに着替え、最後までい~っぱい応援してくれました。ありがと~!
奈実ちゃんも演奏が進むにつれてヒートアップ!音色がとっても美しい奈実ちゃん。Tiger, Burning Brightのスタイルに応えようと一生懸命吹いてくれました!お疲れさま~!
名古屋star eyes

 奈実ちゃんとの4ショット。
TBB+Nami Kano@名古屋star eyes

マイケル・ジャクソンと大我 - 2009.12.13 Sun

 大我は、先日イオンショッピングモールの中に入っているシネコンで映画を見ました。
 マイケル・ジャクソンの「This Is It」であります。鳥肌、涙もんであります。
 言わずと知れたあの最終公演のリハーサル風景を収めたドキュメンタリー映画。大我は手と足と頭でリズムを刻みながらこの素晴らしい作品を見て、そしてマイケルの音楽を聴いて、彼の音楽観に触れ、色々と思うところがあったようです。リハーサル見学好きの大我にはたまりません!大我がライブでやったことのある曲も登場しました。
 
 そのマイケルと大我が図らずもグラビアの同じページを飾っていました。
「ギネス・ブック・オブ・ワールド・レコーズ2010」です。(日本語版)
 この本が出版されたのは知っていたのですが、大我は買いませんでした。(ギネス記録にこだわっていないので…)
 先日、ギネス記録についての新聞取材が有り、その時担当者がこの本を持参され「えっ!持っておられないんですか?」「はい。」「それじゃぁ、プレゼントさせていただきます!」とこの本をGETしたという訳です。
guinness book 001

 しかも目次のすぐ後、本編の一番最初の見開きページです!
guinness book 002


余談①…大我の学校の先生は以前、この本を立ち読みしたそうです。先生、立ち読みはあきませんで~!
 大我は「で、どんな内容でした?」と聞いていたそうな?

余談②…大我ママのお友達のOさんは、このページに写っている真ん中のもう1組の大ファンとのこと。
 彼らがTVに出る時、正座をして画面に手を振って見てるんだって。友達の子供と大ファンのアイドルが一緒に写っているグラビアページ。とっても嬉しいと思います。
 しかし大我は、「ふ~ん・・・・・・」と反応薄ッ! 実は、大我はこのアイドルデュオのことは、名前も顔も全く知らなかったのです。Oさん、KKファンの皆さん、ゴメンネ!ゴメンネ~!

赤星憲広(レッドスター)引退。 - 2009.12.11 Fri

 大我の大好きなプロ野球戦士、赤星選手が引退を発表。
「え~~~?何で~~~?!」と記者会見を真剣に聞き入る大我。「ケガをしたのは知っていたけど、ここまでひどいとは・・・」
「小さな体で大きな選手達と戦うため、プロのパフォーマーとして、いつも100%以上の力を出すよう心がけてきた。怪我を気にしながらプレイすると100%のパフォーマンスが出来ない。そんな姿をファンに見せることはできない。」と語る赤星選手。
 現役を続けられないプロのアスリート。「悔いが残る・・・」と言った姿に思わず涙しました。
 グラウンド狭しと駆け巡る姿がカッコよく、体格に恵まれない人々に勇気と希望を与え続けた9年間。
 身体障害者に盗塁の数だけ毎年車椅子を寄贈。

 去年お会いした時、丁寧に大我とお話してくださいました。
物腰が低く、優しい心と秘めた闘争心を持つ人望厚き人だと感心させられました。
グラウンドは違いますが、ジャズアスリート大我の手本です・・・いつも100%以上のパフォーマンスを!

Akahoshi_20091212162222.jpg
 サインボールのお礼に大我がプレゼントしたCDを、「わあ~!コラええもんもらったわ~!聴かせてもらうわな!」と、こっちがびっくりするほどすごく喜んで下さった赤星選手。
 ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

Eddie・Henderson 恐るべし! - 2009.12.06 Sun

 巨匠の凄さを再確認!
大我とエディさんの【本物のジャズの継承】後半戦、怒涛の3日間でした。
さらに骨太なサウンドを創りあげる最強ベーシスト・金澤英明氏が加わり、なんとも贅沢なライヴが行われました!
演奏者同士「オーイエイ!」の歓喜の雄たけびが飛び交う!全身が痺れる深さのバラード。天を突きぬける鋭いスピード感。
このカルテットのオーラが会場全体を包み込む至福の時間。沢山のオーディエンスとこの時間を共有できたのがとても嬉しい。

 チョットその前に・・・大我家に前乗りしたジーツーは、大我パパ特製の鬼・麻婆豆腐(超ーーー激痺れ)で明日からのライヴに備えテンションを上げお泊り。
翌朝、早めに出発。ライヴ会場に入る前、南青山で開催されていたアシックス・オニツカタイガーのプレス向け内覧会にお邪魔してきました。大我の衣装担当者のお姉さんからご招待を受け、来年の新作シューズやウェアーをガッツリ予約してきました。(来年は年男、阪神タイガースの優勝を祈願して黄色と黒のシューズ・・・メッチャ楽しみ!)
内覧会会場では大我のDVDが流され、「実物が来てる!」と来場者が大我を覗き込み、ちょっと照れくさそうな大我。お抹茶やオシャレな和菓子、手袋やキーホルダーなどのお土産を沢山いただきバイバイしてきました。(ジーツー夫妻の分もゲット!)


 東京三軒茶屋・オブサンズ
2回目の出演。ここのオーナーは日野さんのゴルフ仲間なので、ヒゲゴジラも良ーく知ったお店。
今月は日野バンドの出演が後にわかり、お客さんがかぶってしまうかも…と心配していましたが、T氏父娘さんと友人のフルーティストの西中女史、H夫妻と友人夫妻、サックスの松井宏樹ご家族御一行様に加え、新規のお子様連れのお客様で埋め尽くされ熱いライヴを繰り広げる事ができました。アンコールでは松井宏樹が参加。(カメラの電池切れの為、掲載できません。マサイ、ごめんマサイ!)
 この日は京都でベニー・グリーンTRIOのコンサート。ベニーちゃんからエディさんへのメッセージを預かった大我。「ベニー セッド ハロウ!」・・・「アハハハ!大我が英語で伝えてくれた!サンキュウ!」とエディさん大喜び。「ところで、ケニーから伝言はないのか?」・・・「ノウ!」・・・「アハハハ!シェット!」
TigerEddie2009秋@Obsounds


 横浜・ドルフィー
2年ぶりの出演。オーナーと「おひさしぶりです!」「大きくなったネ!」とご挨拶。1曲サウンドチェックを済ませ、近くの小料理屋さんで前打ち上げ。ほろ酔い気分(大我だけは正気です)でお店に戻ってみると、大我ファンの美人のH女史、連日参加のHご夫妻と友人ご夫妻に加え、ここでも新規のお客様で一杯。このお店の常連客の様な初老の3人組の男性達は、最初は斜に構えて「いっちょ聴いてやるか…」という態度でしたが、演奏が進むにつれ前のめりになり、ドラムソロが終わる度拍手喝さい!又、あるご婦人からは、「テレビで見たことがあったけど、こんなに感動的なライブとは思ってもみませんでした。ライブで涙が出たのは初めて!」と生大我の体験を熱く語って下さいました。
TigerEddie2009@Dolphy.jpg


 東京調布・さくらんぼ
エディさんとの出演は1年ぶり。ピアニストのニコちゃん(7才)ご家族や、大我の学校の同級生のお友達(ドラマー)親子、連日参加のH女史、前回大我を聴いてファンになったというご夫婦、ジーツーのお友達など沢山の方に来ていただきました。前日、ヒゲゴジラ師匠からお叱りを受けたジーツー。ここはオスカーピーターソンプロット(前ブログで紹介)なので冷静かつ熱い演奏が要求されます。そのせいか、全員ジーツーのプレイに集中し、とても良いサウンドが響き渡りました。
 終演後ニコちゃんが「TAKE FIVE」を披露。「とっても上手だったよ」と大我から報告を受けました。
TigerEddie2009@sakurannbo.jpg


 サウンドチェック前に取材を受ける大我。
TigerEddie2009秋 取材


 3日間通しての曲目は、「枯葉」や「Stardust」のフリー演奏や、エディさんの奥様が作曲した「Be Cool!」、1975年エディさんが初めて日本で演奏した日本の童謡「赤とんぼ」をこのユニットでのアレンジ。Tiger, Burning Brightのお箱「禁じられた遊び」、「Jitter Bug Waltz」「Dig」「Round About Midnight」「If I Were A Bell」「Well You Needn't」等の名曲。超高速の「Cherokee」4ビートの「All Blues」8ビートの「Song For My Father」と盛りだくさんでした。連日お越しいた方には飽きさせないラインナップ。

 エディさん、「禁じられた遊び、大好き!大我からエルヴィン・ジョーンズの魂が聴こえる!」「全曲フルパワーの精神で挑まないと大我に圧倒されるから手を抜けないよ!」「ホント、気持よくプレイさせてくれるね!」と緩急の効いたモンスターエンジンを全開!
 ヒゲゴジラ、「大我は凄いね!エディさんの良さを底なしに出させる力が半端じゃない。日野さんが言う通り、ジャズを理解し、会話出来るドラマーとして認め、いつも共演を楽しみにしてるのが解るよ!」又、「エディさんの絶対的な瞬発力と一音の鋭さ。ジャズ界の第一線で活躍し続ける事ができる意味が解るよ。まさにジャイアンツだね!」と。
 ジーツー、「大我はエディさんと金澤さんにしっかり絡みつきスウィングするし、スウィングさせる。僕はそこに中々入り込めない。自分が居なくても成立する。自分がそこに居る意味、必要性は何か…をしっかり考える事ができた。非常に良い経験となりました!」と、このユニットに参加できた喜びを鳥肌を立たせながら語っていました。
(ジーツー、エディさんとヒゲゴジラが「回を重ねるごと素晴らしくなってるよ!」と言ってたよ!)


最終日の打ち上げ~!(日野皓正クインテットの和丸を拉致!)
TigerEddie2009秋打上げ
「ゲンキ?」「ゲンキサ!」と沖縄なまりのイントネーションが可愛い和丸君。
良きライバルであり、音楽の友である大我とは7歳差の18歳。ヒゲゴジラが、だんだん大人になっていく和丸のおもしろ近況を暴露。ごまかすのがとってもへたくそでピュアな自然児を皆で冷やかし宴会は大盛り上がり!(この自然児、話題を変えようと必死。「最近環境問題に興味があるサ」と真剣な表情で語り始めると、全員に「ウソつくなッ!」と突っ込まれていました)
最後は、眠りかけたジーツーの顔に油性マジックでペインティング!(ミュージシャンの恒例行事?)


TigerEddie2009秋 富士山
帰りの車内からの絶景。(Photo by 大我)
日曜日なのに車が少ない。スーイスイ快適ドライヴでした。

いよいよ始まりましたよ~! - 2009.12.01 Tue

 Tiger with Eddie のジャパンツアーがスタートしました。
イタリアツアーから来日後、直ぐに大我とツアー。日本の次はアメリカで「フレディ・ハバート追悼ツアー」。その後またヨーロッパと、友情出演&追悼ライブに忙しいエディさん。70歳。ほんとパワフルです!

 先ずは神戸「Just in Time」
久しぶりの出演。前回はジャズピアニストの巨匠ハンク・ジョーンズ氏とベーシスト金澤英明氏とのトリオで。
やさしいマスターとママさんにご挨拶。「ひさしぶりデ~ス!」・・・「大きくなったね!」
客席にはアシックスのFご夫妻、福井からS氏、京都からO氏の大我ファンをはじめ、ジーツーファン、お店の常連さんや新規のお客様等でいっぱい!
新しい曲やマイルスチューンをふんだんに取り入れた内容に大きな掛け声が飛び交い、最後はスタンディングオベイション!!!熱い声援で後押ししていただきました!
Tiger with Eddie@Just In Time



 次は京都の「きらきらひかる」
ここへもMちゃん家族、Tッテンご夫妻、枚方からTご夫妻をはじめ、新規のお客様で超満員!
最近は大我パパがカウンターに入りドリンク作り担当で大忙し。(ここではドラムセットを置いて帰る事が出来るので、アルコール類飲み放題。いつも酔っぱらってます)
このお店が大のお気に入りのエディさん。「大我は良いお店を持ってるネ!ココ好き、次もココで演りたい!」とビールと白ワインと芋焼酎を流し込みエンジン全開!足を大きく打ち鳴らしハイトーン炸裂!
オーディエンスはノリノリで拍手喝さい!ここでも最後はスタンディングオベイション!
1stステージでは「僕の家族の事で申し訳ないのですが・・・」と大我のMC。
実はサプライズで大我のお姉ちゃん、風雅の誕生日を祝いました。「FUGA!I love you!」とエディさんとビッグハグ!
Tiger with Eddie@きらきらひかる


 終了後、「デミ(出宮)が良くなってきたネ。良いバランスのバンドになってきたヨ!ジーツは昔のマッコイ・タイナーのテンションみたいダ!」と嬉しいお言葉。
「しかし大我のドラミングは凄いネ!5歳の時に分かっていたけど、想像以上に物凄いスピードで進化してるヨ!全世界、向うところ敵なしだネ!」と自分の唇を見せ、「ホラ、割れているだろ。大我と演ると唇が割れるんだヨ!最高のドラマーと演ると割れるんだ!」

 12月3日からは関東方面。  ジャズに縁がない方にも是非お声かけ下さい!絶対、損はさせません!
 皆さん、お楽しみに!

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