ベニー・グリーンTRIO with 井上 智 - 2009.11.27 Fri
6月の100ゴールドフィンガーで再開した時、「11月の後半は日本でツアーだから、また会おうね!」と約束していた大我のビッグブラザーピアニスト、ベニーちゃんことベニー・グリーンさんに会ってきました。
今回はNYの師匠でもあるモダンジャズドラムの真の後継者、ケニー・ワシントン師匠も一緒。
ベースは2006年ヴィレッジ・ヴァンガードで知り合いお友達になった、ピーター・ワシントンさん。ゲストは故・市川修パパのブラザーでNY在住の名ギタリスト、井上智さん。
ツアー中はとっても忙しいのですが、ベニーちゃんと連絡を取りつつお昼間にゆっくり会って楽しい時間を過ごす事ができました。
ベニーちゃんのとってもハッピーなプライベートの近況報告に始まり、今まで経験してきたジャズ史の濃~い話、おもろ~い話、ピーターさんも加わって話題が絶えません。
ケニーさんは大我を捕まえドラミングの話。毎回そうなんですが、ケニーさん、ビバップのドラミングの話を始めると止まりません。「これが大切!」「この練習方法が大事」「フィリーもバディもブレイキーもエルヴィンも皆大事にしてきた基本練習の方法」「日本人ドラマーが勘違いしている所」「もっとも勉強したほうが良い教則本6冊」等々・・・結局最後は「近くに住んでたらもっと大我に色んな事を伝えられるのに!」とお怒り。
話の途中、レストランに流れるジャズのBGMにいちいち反応し、「これは何年の誰のアルバム…」「このアルバムの収録の時、こんな事件があった」等…かなりのジャズオタクのベニーちゃんでも「これは…?」と悩む時すかさず答えるケニーさん。ベニーちゃんも真っ青になるぐらいケニーさんは何でも知っているのです。通訳の大我ママは大忙し・・・
その会話からのエピソードを少々・・・
ベニーさんは20数年ニューヨークで活動した後、カリフォルニアに移られたそうですが、NYの濃厚なジャズシーンとカリフォルニアののんびりしたジャズの空気のあまりのギャップにしばらくの間苦しみ、ずーっと機嫌が悪かったそうです。(あの温厚なベニーさんが機縁が悪い…って、想像できません)思い通りにタイトな演奏をしてくれない共演者にどなり散らしたりして、かなり感じの悪い奴だって、評判悪かったらしい。ある時、共演したベーシストの演奏がどうしても我慢できず、あろうことか、本番中に右手をベースに伸ばして(ピーターソン・ステージプロットで演奏していたので、ベーシストはピアニストの背面)ストリングを4本とも掴んで彼の演奏を強制的にストップさせちゃったんですって。
演奏後、そのベーシストに「人の楽器にそんな風に触れるなんて、お互いに敬意を払うべきジャズミュージシャンとして言語道断! 演奏に注文があるなら、リハーサルの時言葉でそう伝えなさい。あなた中心の世界じゃないんだから」とひどく怒られたそうです。その後、ベニーさんはその件を深く反省したそうです。ニューヨークのジャズのように演奏したければ、自分がニューヨークに帰るべき。カリフォルニアにいるのだから、カリフォルニア音楽の今と現実を受け入れて生かす懐がなければ…苦労した経験や技術をひけらかすのではない…と。
でも、もうひとつ気づいたよ!と笑ってました。「NYのベーシストにあんなことしたら、間違いなくあの世へGO!!今ここには居ないと思う」って。ピーターさん、大きくうなずいてました。
ピーターさんのエピソードもおもしろかったです。ピーターさんはベニーさんとは逆で、カリフォルニアの出身。20代でアート・ブレーキーの目に留り、かのジャズメッセンジャーズに抜擢され、カリフォルニアからNYへ移ることになったのです。当時の師匠にそう報告すると、「そうか、じゃあラスト・レッスンをしてやろう」と家に呼ばれたそうです。NYジャズシーンで生き残るためのラストレッスン。こりゃ大切だ!どんな技を伝授してもらえるのだろう…と思ったら、それは…「一発で相手を倒すパンチの出し方」だった…。
ピーターさん「冗談じゃないと思ったよ。僕はケンカなんかするタイプじゃない。丁重にそのレッスンは断って、NYへ行ったよ。でもね、実際NYで活動するようになって、よーくその意味がわかったんだ。あのレッスンは受けておくべきだったと後悔したよ!」と当時の事を振り返り、色んな事を経験した後に生まれた3歳になる愛姫の写真を皆に見せながら笑ってました。師匠(経験者)には先が見えるのですネ。
ケニーさんはあまり海外演奏に出かけたくないと言う。「どうしたら上手にドラムが叩けますか?」「ドラマーとして、音楽の会話はどのようにしたら良いですか?」「あなたをここ(自国)に呼んで一緒に演奏したいから連絡先を教えてほしい」とか、「訳のわからん質問ばかり受けるのが疲れるんだよ」と。「面倒くさいからジョークで答えても、それを鵜呑みにして勘違いのまま。自分を厳しい状態に追い込むと理解できる事なのに…」と。
厳しいNYジャズシーンを経験してきた彼等。何かを追い求めたいのであれば、自らその中に身を投じ様々な壁を打ち破る経験をしないといけないと言う。(厳し過ぎたからか、自分が弱かったからか、ドラッグに溺れたミュージシャンが沢山いる、想像を絶する世界ですが…)音楽大学や、クリニックでは教えてくれないよ。と・・・
大我は大我なりに頑張ってきました。NYのケニーさんのライヴに何度も小さな足を運びました。(ストリートの投げ銭で貯めた資金で渡米。当時、ヤ○ザ屋さん、警察とのキビシ~イ思い出も沢山有…)
ライヴ終了後も遅くまで厳しいアドバイスをしてくれるケニーさん。同じ話を何度も繰り返す。それでも何度も何度も足を運び続けました。そのうち、「叩いてみな」とステージに上げてもらえる様になりました。
来日した時だけ押しかけていたとしたら、そんな事はなかったと思います。
そして翌日、名古屋ブルーノートに招待して下さいました。
大我をミュージシャンとして受け入れてくださる名古屋ブルーノートのスタッフの皆さん、有難うございました。そして、ご馳走さまでした!
楽屋での記念撮影。

左から、井上さん、ベニーちゃん、ケニーさん、ピーターさん
今回は演奏内容はかきませんが、そのプレイから見える物・・・
巨匠と呼ばれる人達に比べ、一般的に知名度は低いかもしれませんが、彼等は真のジャズ後継者達です。
彼等は誰が真の巨匠かを知っています。彼等自身が巨匠と呼ばれる時が必ず来る逸材だと思います。
来年、再来年の構想を少しだけ打ち合わせして、バイバイしてきました。
今回はNYの師匠でもあるモダンジャズドラムの真の後継者、ケニー・ワシントン師匠も一緒。
ベースは2006年ヴィレッジ・ヴァンガードで知り合いお友達になった、ピーター・ワシントンさん。ゲストは故・市川修パパのブラザーでNY在住の名ギタリスト、井上智さん。
ツアー中はとっても忙しいのですが、ベニーちゃんと連絡を取りつつお昼間にゆっくり会って楽しい時間を過ごす事ができました。
ベニーちゃんのとってもハッピーなプライベートの近況報告に始まり、今まで経験してきたジャズ史の濃~い話、おもろ~い話、ピーターさんも加わって話題が絶えません。
ケニーさんは大我を捕まえドラミングの話。毎回そうなんですが、ケニーさん、ビバップのドラミングの話を始めると止まりません。「これが大切!」「この練習方法が大事」「フィリーもバディもブレイキーもエルヴィンも皆大事にしてきた基本練習の方法」「日本人ドラマーが勘違いしている所」「もっとも勉強したほうが良い教則本6冊」等々・・・結局最後は「近くに住んでたらもっと大我に色んな事を伝えられるのに!」とお怒り。
話の途中、レストランに流れるジャズのBGMにいちいち反応し、「これは何年の誰のアルバム…」「このアルバムの収録の時、こんな事件があった」等…かなりのジャズオタクのベニーちゃんでも「これは…?」と悩む時すかさず答えるケニーさん。ベニーちゃんも真っ青になるぐらいケニーさんは何でも知っているのです。通訳の大我ママは大忙し・・・
その会話からのエピソードを少々・・・
ベニーさんは20数年ニューヨークで活動した後、カリフォルニアに移られたそうですが、NYの濃厚なジャズシーンとカリフォルニアののんびりしたジャズの空気のあまりのギャップにしばらくの間苦しみ、ずーっと機嫌が悪かったそうです。(あの温厚なベニーさんが機縁が悪い…って、想像できません)思い通りにタイトな演奏をしてくれない共演者にどなり散らしたりして、かなり感じの悪い奴だって、評判悪かったらしい。ある時、共演したベーシストの演奏がどうしても我慢できず、あろうことか、本番中に右手をベースに伸ばして(ピーターソン・ステージプロットで演奏していたので、ベーシストはピアニストの背面)ストリングを4本とも掴んで彼の演奏を強制的にストップさせちゃったんですって。
演奏後、そのベーシストに「人の楽器にそんな風に触れるなんて、お互いに敬意を払うべきジャズミュージシャンとして言語道断! 演奏に注文があるなら、リハーサルの時言葉でそう伝えなさい。あなた中心の世界じゃないんだから」とひどく怒られたそうです。その後、ベニーさんはその件を深く反省したそうです。ニューヨークのジャズのように演奏したければ、自分がニューヨークに帰るべき。カリフォルニアにいるのだから、カリフォルニア音楽の今と現実を受け入れて生かす懐がなければ…苦労した経験や技術をひけらかすのではない…と。
でも、もうひとつ気づいたよ!と笑ってました。「NYのベーシストにあんなことしたら、間違いなくあの世へGO!!今ここには居ないと思う」って。ピーターさん、大きくうなずいてました。
ピーターさんのエピソードもおもしろかったです。ピーターさんはベニーさんとは逆で、カリフォルニアの出身。20代でアート・ブレーキーの目に留り、かのジャズメッセンジャーズに抜擢され、カリフォルニアからNYへ移ることになったのです。当時の師匠にそう報告すると、「そうか、じゃあラスト・レッスンをしてやろう」と家に呼ばれたそうです。NYジャズシーンで生き残るためのラストレッスン。こりゃ大切だ!どんな技を伝授してもらえるのだろう…と思ったら、それは…「一発で相手を倒すパンチの出し方」だった…。
ピーターさん「冗談じゃないと思ったよ。僕はケンカなんかするタイプじゃない。丁重にそのレッスンは断って、NYへ行ったよ。でもね、実際NYで活動するようになって、よーくその意味がわかったんだ。あのレッスンは受けておくべきだったと後悔したよ!」と当時の事を振り返り、色んな事を経験した後に生まれた3歳になる愛姫の写真を皆に見せながら笑ってました。師匠(経験者)には先が見えるのですネ。
ケニーさんはあまり海外演奏に出かけたくないと言う。「どうしたら上手にドラムが叩けますか?」「ドラマーとして、音楽の会話はどのようにしたら良いですか?」「あなたをここ(自国)に呼んで一緒に演奏したいから連絡先を教えてほしい」とか、「訳のわからん質問ばかり受けるのが疲れるんだよ」と。「面倒くさいからジョークで答えても、それを鵜呑みにして勘違いのまま。自分を厳しい状態に追い込むと理解できる事なのに…」と。
厳しいNYジャズシーンを経験してきた彼等。何かを追い求めたいのであれば、自らその中に身を投じ様々な壁を打ち破る経験をしないといけないと言う。(厳し過ぎたからか、自分が弱かったからか、ドラッグに溺れたミュージシャンが沢山いる、想像を絶する世界ですが…)音楽大学や、クリニックでは教えてくれないよ。と・・・
大我は大我なりに頑張ってきました。NYのケニーさんのライヴに何度も小さな足を運びました。(ストリートの投げ銭で貯めた資金で渡米。当時、ヤ○ザ屋さん、警察とのキビシ~イ思い出も沢山有…)
ライヴ終了後も遅くまで厳しいアドバイスをしてくれるケニーさん。同じ話を何度も繰り返す。それでも何度も何度も足を運び続けました。そのうち、「叩いてみな」とステージに上げてもらえる様になりました。
来日した時だけ押しかけていたとしたら、そんな事はなかったと思います。
そして翌日、名古屋ブルーノートに招待して下さいました。
大我をミュージシャンとして受け入れてくださる名古屋ブルーノートのスタッフの皆さん、有難うございました。そして、ご馳走さまでした!
楽屋での記念撮影。

左から、井上さん、ベニーちゃん、ケニーさん、ピーターさん
今回は演奏内容はかきませんが、そのプレイから見える物・・・
巨匠と呼ばれる人達に比べ、一般的に知名度は低いかもしれませんが、彼等は真のジャズ後継者達です。
彼等は誰が真の巨匠かを知っています。彼等自身が巨匠と呼ばれる時が必ず来る逸材だと思います。
来年、再来年の構想を少しだけ打ち合わせして、バイバイしてきました。
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「風景」の風景 - 2009.11.17 Tue
大我は「優駿」の11月号を買いました。
優駿! といえば競馬!でも、もちろん大我は競馬はやりません。たま~にTVでチラッと見るぐらい。
では、なんでまた11月号を?
実を言うと、「優駿」内で毎年恒例の公募エッセイ大賞というのがあるのですが、今年、なんと大我の大好きな人の作品がグランプリに選ばれたのです
競馬とジョン・レノンをこよなく愛するマツダさん。オッサンバンドのドラマーでもある。
大我お気に入りのごはん屋さん「風景」の名物マスターです。

「風景」は京の台所「錦市場」西入口の手前左側にあるビルの2階。(京都大丸の北側)
お昼はバラエティ豊かでボリューム満点の定食が人気のお食事処、夜はサラリーマンやOLさんが集うほっこり居酒屋さんです。大我は、ここのハンバーグ定食が大好きなのです
余談になりますが、ちょっとだけ。
この風景にはものすごく重要なスタッフがいます。料理長の「てっさん」。(料理人は一人だけですが…)
てっさんの手作りハンバーグは絶品で、売り切れになる事も多いのですが、この間も今から大我が行くよ!と連絡するとなんと大我の分を一個だけ追加でわざわざ作っておいてくれました…
いつも厨房で黙々と料理を作り続けているんです。物凄い種類の物凄い数の注文をほぼ一人で作ってしまう超人的な必殺料理人です。寡黙で、間仕切りの所からは次々とお料理が出てくるのに店からは姿は見えず、のれんの隙間からちらっと見えるくらいなのです。だから、てっさんは本当は腕が八本くらいあるんちゃうかなあ?と大我は疑っているのであります。
「てっさんのクローンを作ったら、めっちゃ高く売れるかもしれん!」と真剣に考えている常連さんもいます。
京都の繁華街で安く料理を提供出来るのは、こんな超人がいるから・・・と考えます!
先日も大我のチラシを持って食事に行くと、マツダさんが満面の笑みで報告してくれました。
「ついにやったわ!とうとう念願の…あれ!」
実は、競馬好きのマツダさん、この優駿エッセイ大賞の常連さんなのです。昨春の作品は惜しくもグランプリを逃し入賞だったのですが、それも素晴らしい作品で大我ファミリーはそろってジ~ン
と来ました。マツダさんは、ものごとを見つめる目がとても優しく、気持が豊かなのです。
でも、受賞後のエピソードは爆笑でした。
編集部から店に電話があって、「グランプリです」と報告された時、マツダさんは、「だれやねん、そんなしょーもないいたずら電話するやつは?」って切ろうかと思ったらしい!でも東京の市外局番だったので、わざわざ東京からイタ電する奴もおらんかも…と思いなおしたそうです。
そして、ガッツポーズ!
早速自宅にいる奥さんに電話して知らせたそうです。
「やったどーーー!とったどーーーー!!!!!」
ところが、お昼の店を手伝った後、自宅へ戻ってお昼寝中だった奥さん、不機嫌そうに「はあ?」と……
「ぐらんぷりや!!!!」と叫ぶと、なんと奥さんの次の一言、
「えーーーーー!!なんぼ¥貰えるのォォォーーー?」
が第一声だったそうです。
ってことで、賞金の「ん十万円」は家計を預かる奥さんの懐と……景気停滞の支払いに……
だそうです。
賞金を元手に馬券購入!一攫千金!!!の夢ははかなく散ったとさ・・・
でも、もしかしたらマツダさん、今後「優駿」誌上でコラムを担当することになるかもしれないそうです。
帰りにはいつものよう厨房まで入って、てっさんにも「ごちそうさまでした」とご挨拶してから帰りました。
マツダさんとてっさんの素敵なお食事処「風景」、これからもずっと通います。そのうち馬もおしえてもらおっかな?
全国の競馬ファン、ジョン・レノンファン、大我ファンの皆様、京都へ来られた時は是非お立ち寄りを!
優駿! といえば競馬!でも、もちろん大我は競馬はやりません。たま~にTVでチラッと見るぐらい。
では、なんでまた11月号を?
実を言うと、「優駿」内で毎年恒例の公募エッセイ大賞というのがあるのですが、今年、なんと大我の大好きな人の作品がグランプリに選ばれたのです

競馬とジョン・レノンをこよなく愛するマツダさん。オッサンバンドのドラマーでもある。
大我お気に入りのごはん屋さん「風景」の名物マスターです。

「風景」は京の台所「錦市場」西入口の手前左側にあるビルの2階。(京都大丸の北側)
お昼はバラエティ豊かでボリューム満点の定食が人気のお食事処、夜はサラリーマンやOLさんが集うほっこり居酒屋さんです。大我は、ここのハンバーグ定食が大好きなのです
余談になりますが、ちょっとだけ。
この風景にはものすごく重要なスタッフがいます。料理長の「てっさん」。(料理人は一人だけですが…)
てっさんの手作りハンバーグは絶品で、売り切れになる事も多いのですが、この間も今から大我が行くよ!と連絡するとなんと大我の分を一個だけ追加でわざわざ作っておいてくれました…
いつも厨房で黙々と料理を作り続けているんです。物凄い種類の物凄い数の注文をほぼ一人で作ってしまう超人的な必殺料理人です。寡黙で、間仕切りの所からは次々とお料理が出てくるのに店からは姿は見えず、のれんの隙間からちらっと見えるくらいなのです。だから、てっさんは本当は腕が八本くらいあるんちゃうかなあ?と大我は疑っているのであります。
「てっさんのクローンを作ったら、めっちゃ高く売れるかもしれん!」と真剣に考えている常連さんもいます。
京都の繁華街で安く料理を提供出来るのは、こんな超人がいるから・・・と考えます!
先日も大我のチラシを持って食事に行くと、マツダさんが満面の笑みで報告してくれました。
「ついにやったわ!とうとう念願の…あれ!」
実は、競馬好きのマツダさん、この優駿エッセイ大賞の常連さんなのです。昨春の作品は惜しくもグランプリを逃し入賞だったのですが、それも素晴らしい作品で大我ファミリーはそろってジ~ン

でも、受賞後のエピソードは爆笑でした。
編集部から店に電話があって、「グランプリです」と報告された時、マツダさんは、「だれやねん、そんなしょーもないいたずら電話するやつは?」って切ろうかと思ったらしい!でも東京の市外局番だったので、わざわざ東京からイタ電する奴もおらんかも…と思いなおしたそうです。
そして、ガッツポーズ!
早速自宅にいる奥さんに電話して知らせたそうです。
「やったどーーー!とったどーーーー!!!!!」
ところが、お昼の店を手伝った後、自宅へ戻ってお昼寝中だった奥さん、不機嫌そうに「はあ?」と……
「ぐらんぷりや!!!!」と叫ぶと、なんと奥さんの次の一言、
「えーーーーー!!なんぼ¥貰えるのォォォーーー?」
が第一声だったそうです。
ってことで、賞金の「ん十万円」は家計を預かる奥さんの懐と……景気停滞の支払いに……
だそうです。
賞金を元手に馬券購入!一攫千金!!!の夢ははかなく散ったとさ・・・
でも、もしかしたらマツダさん、今後「優駿」誌上でコラムを担当することになるかもしれないそうです。
帰りにはいつものよう厨房まで入って、てっさんにも「ごちそうさまでした」とご挨拶してから帰りました。
マツダさんとてっさんの素敵なお食事処「風景」、これからもずっと通います。そのうち馬もおしえてもらおっかな?
全国の競馬ファン、ジョン・レノンファン、大我ファンの皆様、京都へ来られた時は是非お立ち寄りを!
「ミュージック&リズムスTokyo Kids」に参加! - 2009.11.05 Thu
11月1日、総勢300人以上の子供たちが数週間にわたり音楽とリズムを創造するプロジェクト「ミュージック&リズムスTokyo Kids」に大我はTiger, Burning Bright(辻佳孝p、出宮寛之b)と一緒に参加してきました。
物質的に成功したかのようなこのコンクリートジャングルを全員で打ち鳴らし、大地の神々に祈りを捧げる。
怒り~戦い~破壊~廃墟~生命の再生~祈り~創造。子供達が宇宙・大地に向いながら音の会話を創り上げていく。
鬼太鼓座やバンブーオーケストラ、ンジャエローズさんのアフリカン・トーキングドラム、韓国サムルノリ、沖縄エイサーなどユニークな打楽器のユニットやRCサクセションの梅津和時さん、NHK夕方の子供向け番組でおなじみのおおたか静流さん、森山良子さん等のバックを務めるドラマー根元久子さん、越智ブラザース、望月晴美さんなど個性的なアーティストがたくさん参加する意味深いイベント。
折りもおり、「木枯らし一号」が吹き荒れた東京。会場となった東京都庁前都民広場にもビル風が吹き荒れ、テントが本当に吹っ飛んでいっちゃったり、シンバルが倒れるほどの悪気象条件でしたが、参加者は文字通り「風ニモ負ケズ」元気いっぱい。
唯一のジャズユニットとして参加したTiger, Burning Brightの演奏ブースも大盛況!参加しているKidsのみならず、3000名超もの一般のお客様たちから熱い声援と大喝采を受けました。

TBB,サブステージでの怒涛の演奏!

大我を探せ!(東京都庁を背に、祈りのステージ右側のドラムセットで演奏しているのが大我です)
(共演:鬼太鼓座の皆さん・根元久子さん)

強風の中、無事終了!
子供たちは9月からの楽器作り(竹ボラ・竹ベラ等)に始まり、数回にも及ぶ合奏練習。
本番の今日、子供たちの創造力にビックリさせられた楽しいイベントでした。
終了後、参加したチビッコからサインと写真攻め。「みんな!おつかれさ~ん!」
それにしても都庁庁舎、下から見上げると迫力ありますね~。チョット怖い感じもします。
バルセロナのサグラダファミリアの迫力とは異質な建物。将来、大我の胸にどちらの建物が残っているのでしょうか・・・
大我のドラムセットを2台・キーボード・ウッドベースを積み込んで東京入りした10月31日は又しても事故渋滞多発。東京まで12時間。イベント終了後の帰りも渋滞。高速道路の割引、考えもんです。
物質的に成功したかのようなこのコンクリートジャングルを全員で打ち鳴らし、大地の神々に祈りを捧げる。
怒り~戦い~破壊~廃墟~生命の再生~祈り~創造。子供達が宇宙・大地に向いながら音の会話を創り上げていく。
鬼太鼓座やバンブーオーケストラ、ンジャエローズさんのアフリカン・トーキングドラム、韓国サムルノリ、沖縄エイサーなどユニークな打楽器のユニットやRCサクセションの梅津和時さん、NHK夕方の子供向け番組でおなじみのおおたか静流さん、森山良子さん等のバックを務めるドラマー根元久子さん、越智ブラザース、望月晴美さんなど個性的なアーティストがたくさん参加する意味深いイベント。
折りもおり、「木枯らし一号」が吹き荒れた東京。会場となった東京都庁前都民広場にもビル風が吹き荒れ、テントが本当に吹っ飛んでいっちゃったり、シンバルが倒れるほどの悪気象条件でしたが、参加者は文字通り「風ニモ負ケズ」元気いっぱい。
唯一のジャズユニットとして参加したTiger, Burning Brightの演奏ブースも大盛況!参加しているKidsのみならず、3000名超もの一般のお客様たちから熱い声援と大喝采を受けました。

TBB,サブステージでの怒涛の演奏!

大我を探せ!(東京都庁を背に、祈りのステージ右側のドラムセットで演奏しているのが大我です)
(共演:鬼太鼓座の皆さん・根元久子さん)

強風の中、無事終了!
子供たちは9月からの楽器作り(竹ボラ・竹ベラ等)に始まり、数回にも及ぶ合奏練習。
本番の今日、子供たちの創造力にビックリさせられた楽しいイベントでした。
終了後、参加したチビッコからサインと写真攻め。「みんな!おつかれさ~ん!」
それにしても都庁庁舎、下から見上げると迫力ありますね~。チョット怖い感じもします。
バルセロナのサグラダファミリアの迫力とは異質な建物。将来、大我の胸にどちらの建物が残っているのでしょうか・・・
大我のドラムセットを2台・キーボード・ウッドベースを積み込んで東京入りした10月31日は又しても事故渋滞多発。東京まで12時間。イベント終了後の帰りも渋滞。高速道路の割引、考えもんです。