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2008-09

10th Birthday in Harlem - 2008.09.23 Tue

 大我は、1998年7月9日生まれ。ニューヨークで迎えた記念すべき10回目の誕生日は、大変思い出深いものとなりました。
 まずは国際電話が…、受話器を耳にあてたまま、何も言わずじっとしている大我。「どしたの?」と聞くと、し~~っと人さし指を口に当ててにっこり。どうやらお姉ちゃんの風雅ちゃんからの電話で、♪ハッピーバースデー♪をサックスで吹いてくれていたようです。

 この日、大我はハーレムの有名ライブハウス「MINTON'S PLAYHOUSE」へ出かけました。「MINTON'S」は、1930年代のハーレムにオープンして以来、Charlie Parker, Miles Davis, Dizzy Gillespieといったジャズ界のビッグネームを発掘するなど「Birthplace of Bop(バップ生誕の地)」として特別な老舗ジャズクラブだったのですが、ロックの台頭、ディスコブームの煽りで70年代以降、長いことクローズしていたそうです。しかし、ジャズにとって特別なクラブ「MINTON'S」の再開を熱望する声は大きく、ほんの昨年別オーナーでリニューアル・オープンにいたったとのこと。
Minton's_Playhouse
1948年、昔のMINTON'S前で撮影された有名な写真
Thelonious Monk, Howard McGee, Roy Eldridge, Teddy Hill

この日、この特別な場所で大我の10回目のバースデーパーティが企画されていました。企画してくださったのは、「ハーレムの市長」の異名をとる名ドラマー、グレッグ・バンディさん。来日時に6歳の大我がドラムを叩く姿を見てすっかり気に入って以来、大我の事をずっと大切に思ってきて下さったバンディさんが、半年も前からこの日の「Tiger's 10th Birthday Party in Harlem」計画を進めてくださっていたのです。
Mintons
2008年、新しいMINTON'S前で撮影されたリトルジャズマンの写真!
大我、ちっこい… でも10歳のBirthday Boyなのだ!!

Mintons2
お誕生日の風船もらってゴキゲン!
後ろの巨大なネオンは昔の店でも使われていたものなんですって。

Bandy
こちらがハーレムの市長ことGreg Bandyさん

Mintons1
大我が、ドラムセットの様子を見に行くと、「座って!こっち向いて!」とハーレムのおばちゃんたちにいっぱいポーズをねだられ、ちょっと照れちゃった大我です。

 大我のバースデーを祝って、たくさんの方が来て下さいました。トランペッターのエディ・ヘンダーソン夫妻は、ヤンキースの青いクマちゃんのマスコットをプレゼントに持って早くから駆けつけてきてくださいました。「MINTON'Sへ来たのは1966年以来だよ!」とエディさん。感慨深げでした。SMOKEのライブにも来て大感激して下さり、どうしてももう一回大我のドラムを聴きたいとやってきたヴォーカリストのキャシー・ファーマーさんの姿もありました。SMOKEへ大我の取材に来たNYの新聞社の記者さんも、お友達を連れて大勢で来て下さいました。CDジャケット撮影時にロケバスの運転でお世話になったDavidさんは、SMOKEでのライブの際は満席で入れなかったのですが、そのリベンジもかねてやってきてくれました。
 そして、ちょっと遅れてやってきた下さったのが、ハーレム在住のスター、バスター・ウィリアムズさん。大御所バスターさんは満員の会場入り口から奥のステージ前まで、多くのジャズファンやハーレムの仲間に歓迎を受けてもみくちゃにされてましたが、やっと大我のところへたどり着くと、「Happy Birthday、Tiger!!」とまるで孫に目を細めるおじいちゃんのように優しい笑顔で大我にBigハグしてくださいました。


 この日は、ハーレムで人気のバンドSuger Hill Quartetのステージでしたが、バースデーボーイ大我は途中から参加することになっていました。
 大我の出番になると、バンディさんが挨拶を始めました。
 大我の演奏を初めて聞いたときのことから始まって、大我は子供達の未来に大きな希望を与える星なんだ~!と延々とハーレム訛りで力説!
Bandy speaks
大我を紹介するのにスピーチに熱が入るバンディ氏。
いつになくきりっとしたバンディさん。その大真面目な真剣スピーチを聞いて、エディさんやキャシーさんは涙を流して・・・大爆笑!こんなに大真面目で気合の入ったバンディさんは初めて見たらしい…

 大我は、ハーレムの皆さん(ほとんど黒人さん)の前で演奏。大我の演奏を始めて聴くいろんな方から「たまげた!」「こんなすごいの初めて見た!」と大絶賛してもらいました。
players
 真ん中は、ノリノリのエディ・ヘンダーソンさん!さすがかっこよかったです。
 ステージ後ろに見えるのが、由緒あるMINTON'Sの壁画だそうです。

 帰り際、こわもての店のマネージャーから別室に呼び出されました。本当に険しい顔で呼ばれたのでめっちゃ緊張して怖かったのですが、「来月、出演してもらえないか?」とのオファーでした。ほっとしながらも、「いえ・・・その頃は日本に戻っているので・・・」と丁重にお断りすると、「えー?」とびっくりされました。アメリカ在住だと思われてたようでした。

 ハーレムの夜は長く、まだまだ店は盛り上がっていましたが、お子様大我は早めに皆さんにご挨拶して帰路に着きました。帰りはバスターさんと一緒になりました。「しばらく会えないのがさみしいよ。また来年一緒に演奏できることを心から楽しみにしているからね。」ともう一度大我をハグしてくださいました。

 かくて、10歳となった大我、この翌日からいよいよジャズ生誕の地ニューオリンズでの大冒険にでかけたのです。レポートをお楽しみに!
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