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2006-07

サンバdeカーニバル! - 2006.07.30 Sun

7月30日(日)
 京都御所の西に護王神社というイノシシを祭った神社がある。今日はここで「サンバdeカーニバル」というイベントがあり、大我カルテットが出演した。テナー吉本章紘さん、キーボード辻佳孝さん、ベース畠山令さんという今日のメンバーは8月の長野ツアーの面々だ。
 護王神社には境内の真ん中に能舞台があり、そこで地元のソウル(?)バンドやアカペラグループの演奏があり、大道芸のお兄ちゃん(リハでジャグリングを見た大我は「ホンマにスゴイ!」を連発)のステージもあった。
 そして大我たちの出番。サンバde…というイベントなので「St. Thomas」などラテンフレーバーの曲を選んで演奏。少々キビシイ音響の中、吉本さんのテナーは炸裂、畠山さんも白熱の演奏。辻さんも大我も流れる汗で目が開かないほどの熱演だった。最後は久しぶりに「A Night In Tunisia」を演奏して、境内いっぱいのお客さんから大喝采をもらった。
 その後本場ブラジルから来た(らしい)サンバチームのサンバが始まった。おねえちゃんなのかおばちゃんなのかわからないダンサーさんがいっぱい出てきて孔雀みたいなスゴイ衣装で境内を練り歩いていた。大我はドラムを片付けるのも忘れてあっけにとられて見ていた。
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大我バースデーライブ5@Arrow  - 2006.07.28 Fri

7月28日(金)
 待ちに待った武庫之荘アローのライブ。今日は大我のモダンジャズのカルテットと2部構成で久しぶりにMITCHさんのニューオリンズジャズバンドとも共演だ。
 1stの大我バンドは、フロントに武井努さんと吉本章紘さんという2テナー、ベース福呂和也さん、ピアノ辻佳孝さんという構成で、大我が好きな曲や2テナーという特色が出る選曲でドカンと盛り上がった。芸達者な2人のテナー応酬は聴きものだった。
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 2ndのMITCH BANDでは、今日も冴え渡るMITCHさんのヴォーカルとトランペットにお客さんもゴキゲンモード。フロントの武井さんとのコンビネーションもばっちり。武井さんはほんとに器用だな。ピアノの清水武志さんもお人柄がにじみ出る暖かいソロだ。このバンド、ドラマーの永田充康さんの的確なビートと味のあるコーラスが影の大黒柱的なのだが、今回は大我も途中から加わっての2ドラム。MITCHさんや永田さんと共にニューオリンズジャズもしっかり勉強している大我、永田先輩と繰り広げたドラム対決も楽しかった。
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日野クインテット@大阪ブルーノートAgain  - 2006.07.25 Tue

7月25日(火)
 日野皓正クインテットが大阪ブルーノートにやってきた。日野さんやクインテットの皆さん(アルト多田誠司さん、ベース金澤秀明さん、ピアノ石井彰さん、そしてドラム井上功一さん)に会いたくって出かけた。
 大我が8歳の誕生日を迎えたことを皆さん知っておられて、大我にいつもやさしくしてくださるマネージャーのブッチさんは、ジャズの絵が付いた素敵なTシャツをプレゼントしてくださった。
 日野カルテットの新作CD「Crimson」のジャケットはおしゃれな小冊子状になっていてメンバー全員の粋な写真(ホントにおもろかっこいい写真の数々!)が載っているが、表紙の日野さんはもちろん、全員が自分の各ページにサインして下さった。豪華~!
 いつも文句なしにすばらしい日野バンドだけれど、今日の日野さんはまた格別にすごかった。心にぐっと来るものがあって感動的な演奏で、こういう演奏を間近で体感することがどれほど重要か身にしみるような、ある種鬼気迫るステージだった。
 サプライズがあった。日野さんがライブの途中に大我をステージに呼び上げたのだ。そして大我も尊敬するドラマー故・日野元彦さんのオリジナル曲を一緒に演奏したのだ。それから日野さんはステージ上で、大我のためにハッピーバースデーを演奏してスキャットまでして祝ってくださった。
 うれしはずかし1年ぶりの大阪ブルーノート共演だった。
Osakabluenote

 しかし、ステージ終了後、さらにものすごいトドメが待っていた。
「ちょっと待っててね。」と控え室に戻り、しばらくしてから出てこられた日野さん、「ハイ、プレゼント。まだ濡れてるから気を付けて。」と一枚のキャンバスを大我にくださった。それは、描きたてのドラムの絵だった。バスドラムには「Tiger」の文字…
 絵画創作の分野でも活躍中の日野さんだが、まさか絵の道具を持ち歩いていらっしゃったとは… しかもその即興の表現力はトランペットのアドリブにも負けず劣らずのエネルギーに満ち溢れ、日野皓正という非凡な「芸術家」の輝きとオーラを再認識させられた。
 すばらしい誕生日プレゼント、大我の宝物だ。
日野皓正作、大我のドラム

(画像があまりよくなくて申し訳ない…)

市川修さんを偲んで…、明るく… - 2006.07.24 Mon

7月24日(月)
 今夜はホテルニュー京都にてMonday Night Jazzと題されたY’s Mens Club主催のライブ。副題に「市川修さんを偲んで…」とある。修さんは、生前、ここホテルニュー京都で長年にわたり定期的にジャズピアノの演奏をされてきた。1月に急逝されてからお休みとなっていたそのMonday Night Jazzを、今回は修さんを偲ぶという形で、ゆかりのミュージシャンで再演することとなったのだ。奥様の市川芳枝さんのヴォーカルに熱いコンビネーションだったベーシスト木村知之さんと大我がリズムセクションを構成する。そしてプレッシャーだろうけれど、市川さんが向かったピアノには若き市川スピリットの後継者、辻佳孝さんが着いた。偲んで…とはいっても湿っぽいことは大嫌いの修さんのことをよくわかっているメンバーばかり、市川スピリットが随所にきらめくゴキゲンなステージを展開し、明るく陽気なひと時をお客様も一緒に楽しんだ。修さんゆかりのホテルニュー京都、今年秋で閉館だそうだ。何だかさみしいな…
nyu-kyotohoteru

下鴨神社の「みたらし祭」 - 2006.07.23 Sun

7月23日(日)
下鴨神社の「みたらし祭」に出かけた。みたらし団子好きの大我には名前からしてたまらない感じだが、本当にみたらし団子の由来はここだそうだ。土用の丑の日に下鴨神社の境内にある「みたらし(御手洗)の池」に足をつけると一年間無病息災で過ごせるとの伝統行事。この「みたらしの池」の池底から自然に吹きあがる水泡を象ってつくったのがみたらし団子の発祥とのこと。
 ローソクをもらってしつらえてある傾斜から池に入る。雨続きの天候のせいか池の水はとても冷たく、後ろの団体は「冷たすぎ~!無理~!」と大声をあげていた。しかも先へ進むと水は膝くらいまでに…。大我は短パンをぎりぎりまでまくっても水面すれすれ。でも子供達はみんなローソクもって水遊びの延長のようでとても楽しそうだった。(女性はスカートか短パンでないと無理。着替えを貸してくれるらしいけど)
大我みたらし祭

 御神水とお守りの小石をもらってからお目当ての参道の夜店へ。知り合いのおっちゃんのくじ引き屋を見つけて「当るよ~!!」っと客引きのお手伝いをしておもちゃをいっぱいもらって帰った。(手伝ったのか邪魔したのかよくわからん)

大我バースデーライブ4@ラグタイム大阪 - 2006.07.21 Fri

7月21日(金)
 ラグタイム大阪で「大我カーニバルVol.4」はクインテットだ。
 フロントはCitaCitaライブに引き続きアルトの山本昌広さんとテナーの吉本章紘さん。ピアノ辻佳孝さんにベースは畠山令さん。ちょいアメリカ~ンな面々。ほぼ8月9日からの長野ツアーのメンバーなので長野に向けての方向性も考えながらのライブ。リハであれこれ試行錯誤しながら選曲し、まとまったステージを作り上げた。
 フロントの二人もよく鳴ったし、大我もドラムソロで横っちょ後ろに置いてあるお店のドラムセットまで叩いてノリまくりだった。楽しそうに叩く大我に、今日はお客様がまたすごいノリでたいそう盛り上げてくださった。台湾から来たという若い女の子のグループなどもいたけど、少々年配のお客様も多かった。ちょっと激しすぎるかな~というハードな演奏にもやんやの拍手で、しかも3ステージ全部かぶりつきで聴いてから、「あー楽しかったー!」と大我の頭を皆でなでなでして帰っていかれた。なんだかパワフルでゴーカイなおじいちゃんおばあちゃんたちだったな。
 ラグタイムからケーキをプレゼントしてもらい、ライブ終了後メンバーみんなと平らげた。大好きなイチゴケーキでおいしかった。
rugtime

ちょっぴりMOJOる。 - 2006.07.20 Thu

7月20日(木)
 家からすぐ近くのMOJO WESTというライブハウスでの市川芳枝さん(vo)のライブに遊びに行った。芳枝さんはパンチの効いた歌声で今日もお客さんをノックアウトしていた。ピアノは辻佳孝さん、ベースは福呂和也さん、ドラムは大江秀明さん。大我も飛び入りで何曲か叩いた。
 辻さんは、今日は大我んちへお泊り。いつものキャスター付きの小型スーツケースをコロコロ転がし、大我がそれに乗っかり、セミみたいにしがみついて一緒に帰る。途中、セミ落下・・・

初Ah-Leu-Cha - 2006.07.17 Mon

7月17日(月・海の日)
 大阪本町のインドネシア料理店「Cita Cita」にてライブ。
 ベースの福呂和也さん、ピアノは辻佳孝さん、そしてフロントは、ニューヨークから一時帰国中の山本昌広さん(アルトサックス)とボストン帰りの吉本章紘さん(テナー)のアメリカンな豪華2管編成。せっかくなのでと2管ならではの「Ah-Leu-Cha」というチャーリー・パーカーの曲をやってみた。大我は演奏はもちろん聴くのも全く初めて。アルトとテナーが別々のメロディを吹く複雑な印象の曲だが、間にドラムソロが効果的に入る構成で、メンバーの息もぴったり合ってかっこよかった。それから、誰もが知っている「月の砂漠」のリー・モーガン・バージョンや、大我が大好きな「アフロ・ブルー」などを演奏。サックスのお2人も酸欠に近い状態になるほどの熱演でお客さんも大満足の様子だった。
大我クインテット at CitaCita

浴衣で祇園祭! - 2006.07.15 Sat

7月15日(土)
 京都の7月は祇園祭一色。クライマックスの山鉾巡行は17日だけど、その前の3夜は、「宵々々山」「宵々山」「宵山」と呼ばれる言わば3連続前夜祭。夕方から京都のど真ん中、一番の繁華街がなんと歩行者天国になり、山や鉾、そして各鉾町の貴重な所蔵美術品がお披露目され、露天がエンドレスに軒を連ねる。毎年ものすごい人出だが、今年は週末と重なってさらにエライことになっている。大我も毎年楽しみにしているが、今年は背もずいぶん伸びたので幼稚園のときから着ていた青い浴衣とはついにおさらばして、この日のために新調してもらった男らしい浴衣を着て出かけた。山鉾もきれいだけど、お目当てはやっぱ夜店。スマートボールやら射的は絶対はずせないし、くじ引きも大好き。今年は「光る剣」をゲットして超ゴキゲンだった。
子供だな~(子供だよ)
大我、祇園祭にて

ストリート~ばあちゃんへプレゼント - 2006.07.13 Thu

7月13日(木)
 今日はちょこっとストリート。メンバーは、キーボード辻佳孝さん、テナーの吉本章紘さん、そしてストリートでは初めてご一緒する女性ベーシスト船本奈穂おねえちゃん。
 お客さんも盛り上がりゴキゲンなストリートで楽しかったが、今日はわけあっていつもよりちょっと早めに切り上げた。…というのは、今日は大我の大好きなばあちゃんの誕生日(家族連続誕生日の最後)で、大我はとっておきのプレゼントを用意していたのだ。ばあちゃんは大我より70歳も年上で今年78歳。昨年、喜寿(77歳)にして、大我が西代一博師匠にドラムのレッスンを受けている「ミュージック・ラボ」でピアノを習い始めた。大好きな「冬のソナタ」を弾いてみたいと思い立ったんだそうだ。1年たった今、とってもゆっくりだけど、結構弾けるようになってきた。
 大我は今日はばあちゃんのために「冬のソナタ」を弾いてもらえるよう、プロのピアニストの辻さんに特別にお願いしたのだ。快諾してくださった辻さんに。それに吉本さんも菜穂おねえちゃんも演奏に加わってくださった。生のトリオ演奏で大好きな曲を聴いたばあちゃんはその贅沢さにうっとり。とーっても感激していましたとさ。
 その後、なぜかみんなが楽器を交換してのプチセッションがはじまった。大我もソファにのってベースを弾かせてもらったり、サックス吹かせてもらったりゴキゲンなひと時だった。
TaigaOnSax

TaigaOnBass

ファミリーお誕生会 - 2006.07.11 Tue

7月11日(火)
 7月生まれが多い大我の家族は、毎年この時期にまとめてお誕生会をする。
 大我は一番若いのでリクエストを聞いてもらった。「お魚食べたい!」ということで、京都は三条のとあるお店へ家族とでかけた。
 大我は魚といってもマグロとかサーモンとか、どこで食べても変わりなさそうなものが好き。 メニューにはなかったが、お店の人にお願いして、ばっちりサーモンの手毬寿司を作ってもらってご満悦。デザートも豪華~!でゴキゲン!!
 大我birthday2

大我birthbay1

大我バースデーライブ3@ふら~っとホーム - 2006.07.10 Mon

7月10日(月)
 バースデーライブの第3弾は、地元京都のふら~っとホーム。
 市川芳枝さんのボーカルをフィーチャーしてのライブ。ベースは西川サトシさん、ピアノ辻佳孝さん、テナー吉本章紘さんだ。
 今日のふら~っとホームは満員御礼。入り切れずに帰られたお客様もおられた。3日ほど前にやったストリートを聴いて来てくださったお客様が大勢おられたようで大感激だ。そして、昨日のSUBと連ちゃんでなんと九州は福岡から大我のライブを見に来てくださったお客様も!感謝感激で、小さい大我もがぜん大はりきりだった。
 さて、昨日が本当の大我の誕生日当日だったわけだが、今日は大我の大好きな伯母さん「ヒロちゃん」のお誕生日。見に来てくれる約束のヒロちゃんに、大我は実はサプライズを用意していた。「Moon Over Bourbon Street」と「English Man In New York」という2曲をヒロちゃんへのプレゼントとして初披露。これは、ロック界のスーパースター、スティングのヒット曲。そう、ヒロちゃんは、スティングの大ファンなのだ。テナーサックスをフルートに持ち替えて吉本さんがしっとりと演奏してくださった「Moon…」は4ビートだが、「English…」はちょっと個性的な曲。途中4ビートが効果的に挿入されたり、そうかと思えば8ビートのドラムのキメが入ったり。大我はこういう曲に取り組むのは初体験だったが、しっかり練習してマスターしたのだ。もちろんヒロちゃんは大感激。おまけに芳枝さんも続けて「Someone to Watch Over Me」を熱唱。これは有名なジャズのスタンダードだが、同名の映画の主題歌としてスティングが歌いグラミー賞を受賞した曲だ。いつもやさしくしてくれる大好きなヒロちゃんに素敵なプレゼントでお返しができ、作戦は大成功だった。
 満席のお客様方にもいつもとちょっぴり違った面を表現して喜んでいただけた。これからもどんどんいろんな曲にチャレンジして行きたいなと思った大我だった。
大我CarnivalFlat

大我バースデーライブ2@SUB - 2006.07.09 Sun

7月9日(日)
 今日は大我の8回目の誕生日。
 今日のバースデーライブは、大御所ベーシスト西山満さんのお店、大阪谷町9丁目の老舗ジャズクラブSUBにて。GGこと西山満さんは、大我がまだシンバルレガートを打つしかできなかった頃から、「大我ちゃんはほんまもんや。JAZZがわかっとる」と断言し、当時6歳だった大我を一人のジャズミュージシャンとして扱い、現在まで導いてくださった大切な師だ。やっぱりバースデーライブ当日の会場にSUBははずせないと相談したところ、日曜定休日にもかかわらず、快く店を開けてくださった。
 今年のバースデーライブは、日頃お世話になっている多くのミュージシャンに参加してもらおうと、皆さんの予定をお聞きしながら5回に分けて予定を組んでいる。
 今日は、ベーシストの木村知之さんと西川サトシさん、ピアノの辻佳孝さん、テナーサックスの吉本章紘さんが参加してくださった。また、同じ楽器は普段はなかなかご一緒できないが、昨日の竹田達彦さんに引き続き今日も先輩ドラマーをお一人お呼びした。光田臣さん。一時期音楽から身を引いておられたが、最近関西のジャズ界に戻られミュージシャン仲間からも大歓迎を受けておられる実力派ドラマーだ。アルトでGSBの早川惟我くんもやってきた。惟我クンもなんと昨日がお誕生日。彼も若い。17歳になったとのこと。若さ溢れる演奏で参加し、盛り上げてくれた。ベースは1セット目は木村さん、2セット目がGG西山さんだ。そして3セット目は木村さん、西川さんの交代だったが、GGも思わずセロで参加。厚みのあるすばらしい演奏がSUBの店内に響いた。
 終わりのぎりぎりだったが、トランペッターの田中洋一さんも駆けつけてきてくださった。最後は田中さんも加わり、吉本さん、惟我くんの3管でにぎやかにブルースを演奏して大団円。とうとう8歳になった大我。すばらしい先輩方と楽しい楽しいバースデーを迎えることができたのだった。
CarnivalSub

大我バースデイライブ1@レフトアローン - 2006.07.08 Sat

7月8日(土)
 待ちに待った8歳の誕生日は明日。「大我カーニバル」と銘打って今日から5回のバースデイライブをするのだ。

 初日の今日は芦屋のレフトアローン。出演ミュージシャンも豪華!まずはなんと言ってもギタリスト山口武さん。かのロン・カーター(b)、ルイス・ナッシュ(ds)とのユニット”The Trio"を聴いて、4歳の大我がジャズドラマーを本格的に目指すきっかけのひとつとなったのだ。いつか武ちゃんとの共演がかなうといいなと思っていた大我。やっと8歳のバースデイ前夜に実現だ!リハーサルから大我は神妙な面持ちで、準備してきた武さんのオリジナル曲を合わせた。リハが終わると普通に「なあなあ、たけっちゃん、あそぼ!」といつもの調子だが…

 今日もオニツカタイガーの皆さんが、ご家族やご友人と一緒にたくさん来てくださっていた。ちょうどヨーロッパから届いたというシューズを持ってきてくださり早速履いてみた。かっこいー!!と大喜び。今日の大我は文字通り頭の先から足の先までオニツカタイガーでばっちり決まった!(あまりにうれしくて、2セット目でオニツカタイガーのお色直しまでしちゃった!)
 1stセットの出演は、テナー吉本章紘さん、ピアノ辻佳孝さんにベース福呂和也さん。演り慣れているメンバーなのでリラックスした感じで大我が大好きなコルトレーン+エルビン系を中心に演奏した。満席のお客様も1ステ目から盛りあがった。
 2セット目はいよいよ武さんとのステージ上での初共演だ。大我は、初めて演奏する曲ということもあって、やっぱり1ステ目とはちょっぴり顔つきが違う。武さんはとてもやさしい面持ちで大我を引き上げて下さる。ピアノは生田幸子さん、ベースは三原脩さんなので、大船に乗った感じの大我は、ルイスナッシュな気分でニューオリンズスタイルの「Hopping the Steps」を演奏した。
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そして「Mr.Smokin」では、大先輩ドラマー竹田達彦さんが、ちょっと珍しい打楽器カホーン(ただの木の箱に見える…)で参加。にぎやかでそしてかっこいい演奏になった。豪華~!
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 3セット目はメンバーが入れ替わり立ち代りのセッション形式。遊びに来てた女性ベーシストの船本菜穂おねえちゃんも参加。ドラムは竹田さんにお任せして、大我はカホーンに颯爽とまたがった。…が、足が届かない。足が届かないのは日常茶飯事だ~!っとばかりにそのまま気にせず、打面を機嫌よく打ち鳴らし始めた。ところが、やっぱり下のほうには手が届かなくて、カホーンから落っこちてしまった。おまけに打ち鳴らす手が痛かったみたい。ドラムのマレットを出してきて叩き出した。これなら他も痛くないし、下のほうまで届くぞ!ってな感じで、そのまま編み出したマレット打法でゴキゲンにバース交換などもやっちゃった。カホーンがすっかり気に入った大我だった。

 今日のレフトアローンは、超満員の大盛り上がりだった。とてもうれしかったのは、子供さんが多数聴きに来てくれたこと。偶然お誕生日の女の子もいて、お店の計らいでご一緒にお祝いのケーキまでいただいた。
 8歳になる小学生の大我がジャズを演奏することの大きな意義は、実はそういうところにあると常々考えている。ジャズは大人だけのものではない。子供もそのフレッシュな感性で素直に受け止めて楽しめる音楽だと思う。幼い頃からごく自然にジャズに親しむ子供が増えることが、ジャズの裾野を広げていくことにつながるのではないかと思うのだ。大我のライブでは、できるかぎりライブハウスのご協力を得て、子供料金の設定を心がけている。ご家族で気軽にジャズを楽しむ機会を作ることも大切な演奏活動の一部だと思う。大我も、ライブを聴きにきてくれたことで知り合ったお友達もたくさんできてきた。これからも大我の演奏を通じて、老若男女たくさんの人がジャズを楽しんでくださればいいなと思う。

LAcake

レフトアローンのママさん、マスター、そしてスタッフの皆様、暖かなお心遣いありがとうございました。時報でカウントダウンしてお誕生日をお祝いしてくださったこと、とってもいい思い出になります。

晴れ男健在か? - 2006.07.07 Fri

7月7日(金)
 今日のストリートも雲行きが怪しい。台風も控えている。しかししかし、今日もなぜか天気予報を裏切って、晴れ!春から雨に祟られて「晴れ男」は返上かと思っていたが、ここのところ雨の予報でもなんとか雨をねじ伏せてる感じだ。
 今日は、久しぶりに共演のテナーサックス吉本章紘さん。吉本さんはずっとボストンに住んでいて、このほどようやく一旦帰国された。資金がたまったらまた今度はニューヨークに行かれる予定らしい。この夏は吉本さんとのライブがいっぱいなのだ。
 キーボードは辻佳孝さん。そしてベースはこれまたお久しぶりの萬恭隆さん。
 今日は、「Blue Bossa」がしっかり演奏できたのが大我には収穫だった。大我は、高速でエンドレスなボサノバのショットがちょっぴり苦手。しかも辻さんが思ったより速いカウントを出してしまった。辻さんは「しまった!」という顔をいていたが、今日は、大我はなぜだかスルリと軽々演奏できたのだ。自分自身が「???」とうれしい戸惑いを見せていたが、やはり、日々の練習は目に見えないところで積み重なっているようだ。若い分その成果も目覚しいのかも。もうボサノバも苦手意識なしにスルリと自分の演奏ができるという自信が付いたようだ!
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オニツカタイガonオニツカタイガー! - 2006.07.04 Tue

7月4日(火)
 大我に初めて衣装提供のスポンサーが付いた!しかも大企業の人気ブランド、その名もasicsオニツカタイガーだ。多々スポーツメーカーなどからアプローチがあった中、「鬼束大我」だけにやっぱり「オニツカタイガー」ははずせないなーと密かに思っていた。待ってた甲斐があった・・・!
 「オニツカタイガ」という名前の少年ジャズドラマーがいるらしいということを、世界的なピアノメーカー日本ベーゼンドルファー経由で聞きつけた東京asicsの方が、幾度かのメール交換の後、「ぜひ会いたい」と申し出てくださった。先日のライブにasics神戸本社の「オニツカタイガー」ブランド担当の皆様と一緒に大挙して来て下さったのだ。とってもやさしいお兄さん、お姉さん方で、大我は休憩中もいっぱい遊んでもらってゴキゲンだった。中には偶然にもかなりのジャズ通の方もおられ、お会いして早々和気藹々な雰囲気だった。その日、お土産にと「オニツカタイガー」のポロシャツをもらった大我。2ステ目は、早速それに着替えてかっこよくキメた。
 その日、「オニツカタイガー」が大我への衣装提供を申し出て下さり、今日そのお宝が届いたのだ。Tシャツやら、帽子やら、バッグやら、大物小物がいっぱい出てきて大我は大喜び。早速リストバンドを「着装!」して、宿題とドラムの練習に取り組んだ。大きなロゴステッカーはバスドラムに貼った。シューズは、日本ではジュニアサイズの扱いがないとのことで、急遽ヨーロッパから取り寄せるとのこと。楽しみ!!今週末からの「8歳のバースデーライブ。大我カーニバル」のステージはオニツカタイガーでかっこよくキメてやるのだ。
 ところで、最近大我は「オニツカタイガー」を意識して「鬼束大我」と名づけられたのでは・・・と言われているようだが、それは違う。お姉ちゃんの名前が風雅(フウガ・・・バロックの巨匠、J.S.バッハの名曲「トッカータとフーガ」より)なので「が」つながりの名前なのだ。しかも寅年生まれ。動物占いもトラ。そして家族は全員阪神タイガースファン。当時はタイガー・ウッズ旋風も吹き荒れていて「タイガ」に決定。漢字は、辞書を引いて意味が書いてある単語をと考え、「大我・・・1.狭い見解や執着から離れた自由自在の悟りの境地。2.宇宙の本体としての唯一絶対の精神」という壮大な意味を持つ言葉を当てたというわけだ。ちなみに「オニツカタイガー」は、大我が生まれた1998年当時は、まだ復刻していなかった。世間では「そういえばasicsって昔違う名前だったよね。なんか、レトロな・・・えーっと・・・オニツカタイガーだ!」くらいの認識度だったのだ。まさかあのオニツカタイガーがこんなにおしゃれなブランドになって帰ってくるとは夢にも思っていなかった。
 しかし、これも不思議なご縁。かっこいいブランドに負けないように、ますますかっこいいドラマーにならなくちゃ。
OnitsukaTiger

オニツカタイガーのサイトはこちら

雨よ!降るな~!! - 2006.07.03 Mon

7月3日(月)
 梅雨前線が絶好調な今日この頃…
 今日もストリートの予定は空模様との睨み合いから始まった。一旦中止のコールをかけたもの、雲行きを見て一か八か集まってみた。辻佳孝さん(p)に福呂和也さん(b)が、空を見上げながらすっ飛んで来てくださった。
 何とか、雨雲は京都の南端の方をすり抜けて行ってくれたようで、ふたを開けてみるとぎりぎり最後まで雨は降らなかった。
 トリオだったけど、元気いっぱいの演奏で雨雲を吹き飛ばしたってワケさ!
 おまけに、聴いてたお客さんからイベントのお仕事もらっちゃった。その名も「サンバ de カーニバル!」サンバって…?て顔の大我だったが、お祭りと聞いてワクワク顔に変わった。というわけで月末に京都御所烏丸通り向かいの護王神社(神様はイノシシ系)にてサンバでカーニバることになった。

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ジャズドラマー大我の日々をHP管理者がお伝えします。

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