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2006-04

久しぶりのStreet in Kyoto - 2006.04.30 Sun

 4月30日(日)
久しぶりにストリートをやった。金澤さんとの5DAYSの最終日、三木俊彦さんと辻佳孝さんとで相談し、天気もよさそうなので・・・ということになったのだ。福呂和也さんがベースで参加。超ハードな「The REAL JAZZ」シリーズを乗り越えた音は明らかにまとまりがあって、三木さんも辻さんもリラックスモードで暖かな春の夕暮れのストリートを楽しんだ。今日もやっぱり多くの聴衆で、往来に支障が出そうなほど大盛況だった。
「4月はホンマようがんばったなあ・・」と後のささやかな打ち上げで三木さんもつくづく言っておられた。「来月もがんばるよ!」と大我。
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天才エジソンの秘密! - 2006.04.29 Sat

4月29日(土)
 今日大我は京都文化博物館で開催中の、「発明王エジソン展」に出かけた。

 エジソン展行く?と誘われて、
 えじそんでなに?と大我。
 電気発明した人やん。おうち明るいのはエジソンのおかげや。
 ????
 
 という感じでいまひとつノリ気ではなかったようだが、せっかくのお天気のいいOFFの土曜、出かけることにしたのだ。

 しかし、行ってみると子供にもわかりやすい解説のオーディオも借りれて、えらく楽しかったようだ。息せき切って見てきたことを話してくれた。

 なあなあ、エジソンてな。どんだけ学校行ってたか知ってる?
 しらん。どんだけ?
 3ヶ月や!

 あーそこに食いついたか!ライブの都合で時々学校を休まざるを得ない大我だが、すでに勝っているぞ。そのあたりエジソンのことがいたく気に入ったようだ。

 引き当ててきた「エジソンの言葉」というおみくじのような紙をみせてくれた。
「天才とは1%のひらめきと99%の汗である。」
と書かれていた。
 なんでわざわざこの言葉が大我に当たったのかはわからないが、天才エジソンに言われると何とも考えさせられる。大我は時に安易に「天才少年」と称されることが多いが、泣きながらでも何度も何度もうまくいかないところを練習している大我を見ていると、普通のいたずら好きの少年の大我が図らずも背負ってしまった「天才」でいることの大変さを痛感する。しかし、いくら練習がつらくても、少なくとも今の大我には、演奏して体感するグルーヴ感が明らかに楽しいのである。そうやって純粋に楽しいと感じる部分がある限り、「天才」であろうがなかろうがそんなことは置いといて、流した分の汗と涙も輝きになって行くんだろうなと思う。べただけど・・・

 しかしエジソン、レコードも発明してたのか!
 おうちが明るいのも、JAZZが楽しいのもある意味エジソンのおかげか。

金澤英明さんと怒涛の5DAYS - 2006.04.28 Fri

4月24日~28日
at Maiden Voyage

 日野皓正クインテットのリズムを支えるベーシスト金澤英明さんを招いての「The REAL JAZZ」シリーズが、4月最終週の5DAYSを迎えた。メンバーは、アルト三木俊彦さん、ピアノ辻佳孝さん、そして25日のピアノは生田幸子さんだ。リハーサルから緊迫の真剣勝負が始まる。1時間以上も同じ曲をリハーサルして結局本番ではその曲を演奏しなかったり、曲選びの意味をとことん突き詰め合ったり、まさに音を合わせるというより、心を合わせるためのリハーサルだ。メンバーはもちろんだが、金澤さんもまた大我を子ども扱いしたりはしない。生ぬるい音は決して許されない。メンバーと共に、バンドの中でのスタンスと一人の奏者としてのスタンス。そのバランスの難しさや、演奏を通していかに音に「Soul」を込めていくのかを体感して学んだ。大我にもメンバーにも本当に中身の濃い5DAYSだった。

   金澤さんは、その男っぽい風貌(「ひげゴジラ」の異名を持つほど・・・)から、演奏も力強く男性的で荒々しいイメージがあった。しかし、聴けば聴くほど出てくる形容詞は「美しい」の一言。もちろんずっしりと心の奥底にまで響く力強さがあるが、イメージとは少々懸け離れた美しい強さだ。音が美しい。響きが美しい。ラインが美しい。そして極め付けに姿が美しいのである。顔はやっぱりひげゴジラなのだが、ベースを弾くその姿がギリシャ神話に出てくるハープを奏でる女神の様なのだ。正直、嬉しい驚きの中で金澤さんの「美しい」演奏を堪能した5日間だった。
at RugTimeOsaka

   最終日の845、久しぶりに猪八戒ミノルくん(大我と同い年で、よく大我のライブを観に来てくれる男の子。実は猪八戒の化身?)がいとこ君たちと来てくれた。とっても大我は嬉しかった。
一般的なジャズライブに比べ、大我のライブには子供たちがよく来てくれる。JAZZは大人の音楽という先入観があるのか、どうしても子供さん連れには敷居が高い(というか険しい)イメージがあるようだ。7歳の大我がコレだけ楽しんでいるノリノリの音楽なんだから、楽しむのに年齢は関係ない。むしろ幼い頃からJAZZのリズムに親しみ、その感覚を身につけることができれば素晴らしいことだと思う。大我のような存在がきっかけでもっともっと子供世代から気軽にJAZZに親しむことのできる風土ができればと思う
chohakkai

猪八戒ブラザーズ!

MOJO WESTの修さん追悼ライブ - 2006.04.20 Thu

4月20日(木)
 市川修さんは毎月第3木曜にMOJO WESTにてライブをされていた。家から近いこともあってほとんどいつも行っていたが、MOJOに修さんの姿がないのがあらためて悲しくなってくる。
 MOJOのピアノは2代目だ。なぜなら初代は修さんが壊したから。修さんは演奏に熱が入りすぎてピアノが舞台から落ちちゃった・・・修さんならではのエピソード。

 今日は追悼ライブ。今のお弟子さん、昔のお弟子さん、ミュージシャン仲間、友達・・・満員だ。さすがは修さん、みんなよくわかっていて湿っぽくない明るい明るいライブとなった。
 いつものメンバーである木村知之さん、福呂和也さん、大江秀明さんに加え、其作元総さん、辻佳孝さん、そして大我が参加して芳枝さんのヴォーカルで演奏した。トランペットのMITCHさんも駆けつけて下さった。3ステ目のジャムセッションもいろんなゆかりのミュージシャンが入り乱れて、修さんが思わずクルクル回っているだろうと思う楽しいひと時となった。
 修さん、修スピリットはみんなが受けついでいますからね!

石井彰さん、多田誠司さんの底力! - 2006.04.19 Wed

4月19日(水)
 今日は武庫之荘のLive Spot Arrowにて「The REAL JAZZ Vol.8」。
 おなじみアルトの三木俊彦さんとベースに三原脩さん、そしてスペシャルゲストとして日野皓正クインテットからアルトサックス多田誠司さんとピアニスト石井彰さんをダブルで招いての超強力なメンバー構成だ。
 実は昨日おとといはオテロ・モリノーさんとの2Days。独特のものすごい世界を持っておられるオテロ氏を相手に、難しいボサノバに何度も挑んだ大我は最高潮に張り詰めていて終了後はへとへとだった。
 今日はその反動なのか、まるで水を得た魚のように、多田&石井号という強力な大船に乗って爆発的演奏でブッちぎった。多田さんと三木さんのアルトバトルも白熱した。「大我につられて本気出したぞ・・顎が外れるかと思ったよ」と多田さん。「なかなかやるねえ」とニコニコの石井さん。三原さんも「元気いっぱいやな。元気をそのまま演奏にだせるんやね・・・参った!」とコメント。いつもいつも全速疾走の大我。あーすっとした・・という顔をしていた。Arrow

オテロさんとの2DAYS。 - 2006.04.18 Tue

 いよいよ待ちに待ったオテロ・モリノーさんとの2DAYSがやって来た。17日は京都Le Club Jazz(アルト三木俊彦さん、ベース木村知之さん、ピアノ辻佳孝さん)18日は難波845(三木さん、木村さん、ピアノ生田幸子さん、GSB)だ。
 リハーサルでのオテロさんはシルバーに輝くスティールドラムをセッティングするとそれぞれの曲について導入部分、エンディングなど入念に何度も何度も音を合わせていく。ものすごい音へのこだわりを感じる。そしてこちらからオーダーした曲については、「どんなメロディか弾いてみて」といってほんの少しテーマを聴いただけで後は美しいフレーズが湧き出してくる。「その曲は10年くらい弾いてないな・・」などと笑いながらもものすごい演奏が始まる。

 オテロさんのスティールドラムのジャズはとてもとても言葉では表現できない宇宙的な音楽だ。大我は彼なりにモノグゴク緊張したと思うが、果敢に挑んだ。そしてオテロさんの音の渦に乗って、臆することなく炸裂するエネルギーを生み出すすばらしい演奏を聴かせてくれた。まさに鳥肌もののライブ2連発だった。
 演奏後の辻さんのコメント。「あー夢のような時間やった・・しかしめちゃめちゃ疲れた」メンバー全員が持てるエネルギーを使い果たした。そういう可能性を引き出すオテロさん、恐るべし。でもオテロさんも「ホント今日は疲れたよ・・・大我につられちゃったよ」と言って笑っておられた。Othello& Band

バップVSニューオリンズで二度おいしい! - 2006.04.16 Sun

4月16日(日)
 今日は京都に老舗ライブスポットRAGにて、テナー武井努さん、アルト三木俊彦さん、ピアノ辻佳孝さん、ベース井上幸佑さんの「Ichikawa Spirits Band」のライブだ。ゲストにMITCHさん(tp,vo)を招いているのでハードバップとニューオリンズジャズが両方楽しめる1回で2度おいしいジャズライブとなった。
 テナーとアルトの2管でがんがんにノリまくるバップとMITCHさんのハートにぐっと来るニューオリンズサウンドで満員のお客さんもものすごいノリに・・・(なぜか今日は全く知らないお客さんばかりでいっぱいになっていた。こういうのはうれしいな。)
 それにしても三木さんと大我の息がいつにも増してピッタリ。ココまで吹きちぎりまくるホーンは三木さんぐらいで大我は彼の攻めるジャズが大好きなのだ。もうすぐニューヨークへ行ってしまわれる三木さん。彼が不在の間、さみしいな~。5月の渡米まで三木さんとの共演を目一杯スケジュールしているので今の内に三木さんと一緒に攻めまくろうと思っている大我だ。

オテロさんがやってきた。 - 2006.04.14 Fri

4月14日(金)
 ジャズスティールドラムの第一人者オテロ・モリノーさんが来日された。
今日は芦屋のLEFT ALONEで竹田達彦さん(ds)、三原脩さん(b)とトリオのライブだ。ピアノは市川修さんのはずだった。市川さんは、このオテロさんとの久方ぶりの共演を随分と前から計画されていて、とてもとても心待ちにされていたが、残念ながらピアノレスの追悼ライブとなった。オテロさんも突然の訃報にとてもショックを受けられたとのことだった。
生前の修さんの演奏風景のVTRを背景にライブが始まった。スティールドラムはドラム缶のそこの方を切り取ってひっくり返したような形をしている。スタンドにバネでつるされたスティールドラムの内側には打面が円を描くようにいくつも配置されており、それぞれの打面が音階を奏でるのだ。両手に持った短いスティックでオテロさんは流れるように滑らかに両腕を廻して夢のような音楽の渦を創っていく。とてもピュアな音楽だ。天才的な演奏でグルーブ感を会場に充満させていくオテロさんに三原さんも竹田さんも熱っぽい音で答えておられた。
圧倒的な音の世界、いや宇宙に口をあんぐり開けていた大我。でも目が輝いている。月曜と火曜の共演がとても楽しみな大我だ。

ライブ@ふら~っとホーム - 2006.04.10 Mon

4月10日(月)
 京都四条大宮のふら~っとホームの第2月曜は大我と市川芳枝さんとのライブの日。ベース福呂和也さんとピアノ辻佳孝さんで今日もお馴染みのメンバーだ。アルトの三木俊彦さんは新しいチャレンジ曲を今日も用意して来て下さった。
 芳枝節も炸裂し、インストもスリルたっぷりのバース交換がいっぱいちりばめられて、とてもエネルギッシュなライブだった。
 今日のライブで嬉しかったのは週末のストリートを聴いたというお客様がたくさん来てくださったこと。そういういわゆるリピーターさんができてくるのは本当に嬉しい。先月のライブの聴いてお友だちを連れてきてくださった方もいたし・・・ 
 ストリートで知り合ったバックパッカーのジャズ好きアメリカ人ジミー君もあのややこしい場所を探し当てて来てくれた。すごくハッピーになれたよと喜んでくれた。
 演奏後間もなくアメリカへ旅立つ三木さんとのとんちんかんな日英会話がおかしかった。彼は大我に教わったばかりの日本語「またな!」を連発しながら帰っていった。

突発性ストリートライブ2連発! - 2006.04.09 Sun

 土曜(8日)日曜(9日)と突発的にストリートを行った。
 実は月曜(3日)にもサックスの武井努さん、ギター大野浩司さん、ベース福呂和也さんと一緒にストリートに臨んだが、あいにく途中で雨が降り出して途中でストップせざるをえなくなっていたのだ。
 そのリベンジではないが、8日は大野さんと福呂さんとトリオで、そして9日はキーボードの辻佳孝さんとベースで初本格共演の萬恭隆さんに途中サックス井上弘道さんの乱入というストリートとなった。
 折りしも京都はお花見シーズンの真っ只中、鴨川べりにも見事な桜が満開。お花見スポット円山公園も徒歩圏内の四条大橋は溢れんばかりの人並みだ。2日とも歩行者の通行に支障が出そうなほどの人だかりが減る瞬間が無かった。いつもよりたくさん用意したライブチラシもあっという間に無くなってしまった。
 ストリートライブは実験的な演奏や新しい曲へのチャレンジができるのでいい勉強の機会になるし、大我にとっては休憩時間に大暴れして遊べるのでストリート大好きなのだ。でも、日が暮れると寒かった。

金澤英明さんと萬屋第2弾。 - 2006.04.06 Thu

4月6日(木)
 神戸は元町のライブカフェ萬屋宗兵衛にてベーシスト金澤英明さんとの「The REAL JAZZ」だ。
 今日のメンバーは、おなじみアルトの三木俊彦さんにピアノは辻佳孝さんだ。金澤さんの大きな胸をお借りして演ったことの無い曲やアレンジをいっぱい演ってみた。
 ドラマーにとってベーシストはリズムセクションとしての一番の相棒だから、金澤さんのように存在感溢れるベーシストと一緒に演奏できる事は本当に勉強になるのだ。大我のみならず他のメンバーも金澤さんの強力なベースにぐいぐい引っ張られ、がっちりとまとまりのあるサウンドに仕上がり、ステージも客席も大盛り上がりとなった。
 今日は色んなミュージシャンが遊びに来て下さっていたので、入れ替わり立ち代りの飛び入りもあり、実に楽しいライブになった。
 金澤さんとは最終週に神戸大阪方面で「The REAL JAZZ」シリーズ5連発を展開するので、今から本当に楽しみだ。

Hold That Tiger! at Mr. Kelly's - 2006.04.01 Sat

4月1日(土)
 今日ははじめてのMr.Kelly'sでのライブ。
 ピアノの辻佳孝さん、ベースの宮上啓仁さんとのトリオにスペシャルゲストとしてトランペッターMITCHさんとサックスの三木俊彦さんを迎えての、ハードバップありニューオリンズサウンドありのライブだ。
 今日は大我のドラムセットに何やら見慣れない物が・・・マイク?!大我、歌うの???と思いながらトリオの演奏を聴く。そして三木さんとMITCHさんが登場。大我は「Tiger Rag」を初めてライブハウスで演奏した。「トラを捕まえろ!トラはどこだ?」という楽しい歌でトラの鳴きまねの「ガオオー!」っていうコーラスが入るのだ。ココを大我がコーラスで参加。「がおー」が「ニャオー!」って感じになって可愛かった。いつの日か声変わりするまで「ニャオー」で行こう!

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