北京見聞録・北京のジャズ&最終日 - 2011.02.01 Tue
日本在住の知り合いの中国人(芸術家の玉子さんや、学校講師さん)の方々から、沢山のメールや電話が入ります。「CCTV出演って聞いてホントにビックリしてます!考えられないし、ありえない!中国人のみんなが、死ぬまでには一度は出演したいと順番を待ち続け、あらゆるコネを使っても出演できないないのに・・・中国ではCCTVに出演すると人生が変わるとも言われているのです!」と。
「ヘェ~、ボクは何にも変わらんけど・・・」と、ピンとこない大我の弁。
「今日こそ、こっちのミュージシャンと遊ぶゾ~!曲を沢山知ってるミュージシャンに出会えますように!」と出かけて行きました!
北京市内の有名建造物は夜9所半までライトアップされてます。

所どころの道路もイルミネーション装飾され、夜の移動も楽しい!

毎夜、紹介して貰っていたジャズクラブをハシゴするも、大我お気に入りの音楽をやっている所が少なかったので少々ガッカリしていたのですが、最終日前夜に訪れる事になっていたジャズクラブ『Blues & Jazz』。ようやくたどり着いたって感じでした。

各国大使館が密集するエリアなので外国人客が多く、大我がドラムをセットしていると初老のアメリカ人ご夫婦が、「あなたもしかして・・・!?Tiger?アメリカのTVで見た事があるわよ!こんなとこで会えるなんて!」と、大我もビックリ!
今回の共演者は曲を沢山知っているので大我もノリノリ!ようやく北京ではじけた大我でした!
お客さん達やお店のスタッフ達はド肝を抜かれた様子。目と口を開けっぱなしの状態でした!(笑)

気になっていたアジアカップ日本VS韓国。
現地CCTVのスポーツチャンネルで録画放送されてました!アウェイで戦う意味を共有できる大我!必死に応援!日本勝利!!!(帰国してから見た決勝戦、感動しました!日本代表のみなさん、お疲れさま!どんどん海外に出て経験を積み、肌で感じた事を伝承していってください!)

帰国の日。
朝からホテル周辺の散策。一般市民が利用する市場で「ポッキー」や「キノコの山」、「おっとっと」などのバッタモン菓子を大量にGET!みなさんもご存じの通り、バッタモン天国です。
ジョーク感覚でお土産に!でも心配だから味見(毒味)。「マズッ!」が大我の第一声でした。
午後、SHOU社長さん達がホテルまで来て下さり、オリンピック会場などを視察し空港へ。

「ジャズは全くの素人ですが、大我君の素直な人間性、底知れぬパワーオーラに惚れ込んでしまいました!これまで、ビジネス相手に感情的なった事は一度も無かったのですが、これほどまで心を揺さぶられたのは初めてです。直ぐまた会いたい!大我君の仕事は全面的にバックアップします!」と、SHOU社長さん。
大変お世話になった上、こんな素晴らしいメッセージを戴きました。
見えなくなるまで手を振り逢って別れを惜しむ姿は感動的でした!
今回お世話になった皆様、本当にありがとうございました!再見!!!
*まだまだ世界各国からの出演オファーがあります。さて次はどの国に・・・楽しみ&不安な大我です!
「ヘェ~、ボクは何にも変わらんけど・・・」と、ピンとこない大我の弁。
「今日こそ、こっちのミュージシャンと遊ぶゾ~!曲を沢山知ってるミュージシャンに出会えますように!」と出かけて行きました!
北京市内の有名建造物は夜9所半までライトアップされてます。

所どころの道路もイルミネーション装飾され、夜の移動も楽しい!

毎夜、紹介して貰っていたジャズクラブをハシゴするも、大我お気に入りの音楽をやっている所が少なかったので少々ガッカリしていたのですが、最終日前夜に訪れる事になっていたジャズクラブ『Blues & Jazz』。ようやくたどり着いたって感じでした。

各国大使館が密集するエリアなので外国人客が多く、大我がドラムをセットしていると初老のアメリカ人ご夫婦が、「あなたもしかして・・・!?Tiger?アメリカのTVで見た事があるわよ!こんなとこで会えるなんて!」と、大我もビックリ!
今回の共演者は曲を沢山知っているので大我もノリノリ!ようやく北京ではじけた大我でした!
お客さん達やお店のスタッフ達はド肝を抜かれた様子。目と口を開けっぱなしの状態でした!(笑)

気になっていたアジアカップ日本VS韓国。
現地CCTVのスポーツチャンネルで録画放送されてました!アウェイで戦う意味を共有できる大我!必死に応援!日本勝利!!!(帰国してから見た決勝戦、感動しました!日本代表のみなさん、お疲れさま!どんどん海外に出て経験を積み、肌で感じた事を伝承していってください!)

帰国の日。
朝からホテル周辺の散策。一般市民が利用する市場で「ポッキー」や「キノコの山」、「おっとっと」などのバッタモン菓子を大量にGET!みなさんもご存じの通り、バッタモン天国です。
ジョーク感覚でお土産に!でも心配だから味見(毒味)。「マズッ!」が大我の第一声でした。
午後、SHOU社長さん達がホテルまで来て下さり、オリンピック会場などを視察し空港へ。

「ジャズは全くの素人ですが、大我君の素直な人間性、底知れぬパワーオーラに惚れ込んでしまいました!これまで、ビジネス相手に感情的なった事は一度も無かったのですが、これほどまで心を揺さぶられたのは初めてです。直ぐまた会いたい!大我君の仕事は全面的にバックアップします!」と、SHOU社長さん。
大変お世話になった上、こんな素晴らしいメッセージを戴きました。
見えなくなるまで手を振り逢って別れを惜しむ姿は感動的でした!
今回お世話になった皆様、本当にありがとうございました!再見!!!
*まだまだ世界各国からの出演オファーがあります。さて次はどの国に・・・楽しみ&不安な大我です!
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北京見聞録・屋台散策。 - 2011.01.31 Mon
朝は北京市内向き、夕方は郊外向きの物凄い交通渋滞問題、プラス排気ガス問題が話題です。
車が急激に増えたので、市内に入る車のナンバー末尾番号によって侵入が規制されてますが、それでもひどい渋滞。
道路が広いし良く整備されているのに・・・とチョット不思議でしたが、原因がわかりました。
どんな交差点でも車や人が全く信号を守りません。信号が赤になっても、ドッと車と人が交差点内に我先にと突入していきます。交差点内の整理がつかないのでドンドン車が詰まって行きます。
大我が宿泊していたホテルから天安門まで、お昼や深夜なら車で10分。しかし朝夕のラッシュ時は1時間以上かかります。SYOUさん曰く「昔に比べればこれでも学習したほうですよ!」と。
なので渋滞中の朝はホテル近辺の裏道などを散歩し一般市民の生活を見学。
ビデオカメラを回してると皆が覗きこんできます。大声でしゃべりかけてくるので怒られている感じ・・・勇気が要ります!貧富の差はまだまだありそうな一般市民街。
中国では汁気のない麺が主流ですが、スープタップリ系のラーメンを見つけたので挑戦。5元(約65円)

パクチーが入ってたので途中で断念した大我・・・

って事で、炒飯に変更。麻婆豆腐も注文しましたが、これはマズかったです。

お口直しで・・・飲むヨーグルト。磁器の容器は返却しないといけないので、この場で飲み干さなければなりません。
中国進出の先駆者的ラーメンチェーン、味千ラーメンが北京でも大流行。日本円で900~1200円位。(中国一般市民には相当高額な食べ物です)
物価は上昇し続けてますが(家賃はここ3~4年で10倍)、ここ北京ではオリンピック以降、急激な就職難だそうです。(1月29日のヤフーニュースで「中国でスネかじり族急増」というトピックがありました。)
それでも今の中国、富裕層は日本の人口ほど居るそう・・・中間層は4~5億人とも言われてます!
細い路地を散策しながら、あのゲテモノ街へ。

アツアツの肉餡がとっても美味しい包子!温かスープが体に浸みこみます!

見つけました!北京のタコ焼き屋さん!

出た~! タツノオトシゴ焼き! ”王府井小吃街”には、ゲテモノ串焼き屋さんが多数出店。

サソリにヒトデ焼き!

右からトカゲ・ムカデ・カイコ・サソリ。このサソリ、生きてるんです!
肉系は羊肉小吃が多く、魚介類はイカが主流。お土産(バッタもん)の屋台も見てるだけで楽しいです!
でも、アジア、中近東ならではの強引な客引きにはウンザリしますが・・・
雑貨を購入するのに、大我に値切りを実践させました。
「100元」と言われた物を、「20元しか出せない」と交渉。相手は「80元やったらエエヨ」、こちらは「30元やったらエエヨ」とやりとり。「じゃ60元にしたるわ!」と言われても、「だったら要らない!」と立ち去ろうとする。すると、「分かった、これも付けるから50元にしたるわ!」と言ってくる。「後、これも付けてくれたら50元払ってもエエヨ!」と言って、結局3品を50元でGET!
1品を20元まで落とさせるのは結構大変です。抱き合わせ値切りが有効です。
ズボンのポケット左右に50元位を折りたたんで何セットか用意しておくのがベストです。
先ず50元を取り出し、相手に見えるようにその中から20元を払おうとするのです。相手は残りの30元を何とか支払わせようとするので、交渉は結構成功します。
「大我、可哀想と思ったらダメダメ。最初から3倍から5倍、吹っかけてきてるから!」
また、この大陸にやって来るかもしれません!社会勉強をして強くなっておかないと!
車が急激に増えたので、市内に入る車のナンバー末尾番号によって侵入が規制されてますが、それでもひどい渋滞。
道路が広いし良く整備されているのに・・・とチョット不思議でしたが、原因がわかりました。
どんな交差点でも車や人が全く信号を守りません。信号が赤になっても、ドッと車と人が交差点内に我先にと突入していきます。交差点内の整理がつかないのでドンドン車が詰まって行きます。
大我が宿泊していたホテルから天安門まで、お昼や深夜なら車で10分。しかし朝夕のラッシュ時は1時間以上かかります。SYOUさん曰く「昔に比べればこれでも学習したほうですよ!」と。
なので渋滞中の朝はホテル近辺の裏道などを散歩し一般市民の生活を見学。
ビデオカメラを回してると皆が覗きこんできます。大声でしゃべりかけてくるので怒られている感じ・・・勇気が要ります!貧富の差はまだまだありそうな一般市民街。
中国では汁気のない麺が主流ですが、スープタップリ系のラーメンを見つけたので挑戦。5元(約65円)

パクチーが入ってたので途中で断念した大我・・・

って事で、炒飯に変更。麻婆豆腐も注文しましたが、これはマズかったです。

お口直しで・・・飲むヨーグルト。磁器の容器は返却しないといけないので、この場で飲み干さなければなりません。
中国進出の先駆者的ラーメンチェーン、味千ラーメンが北京でも大流行。日本円で900~1200円位。(中国一般市民には相当高額な食べ物です)
物価は上昇し続けてますが(家賃はここ3~4年で10倍)、ここ北京ではオリンピック以降、急激な就職難だそうです。(1月29日のヤフーニュースで「中国でスネかじり族急増」というトピックがありました。)
それでも今の中国、富裕層は日本の人口ほど居るそう・・・中間層は4~5億人とも言われてます!
細い路地を散策しながら、あのゲテモノ街へ。

アツアツの肉餡がとっても美味しい包子!温かスープが体に浸みこみます!

見つけました!北京のタコ焼き屋さん!

出た~! タツノオトシゴ焼き! ”王府井小吃街”には、ゲテモノ串焼き屋さんが多数出店。

サソリにヒトデ焼き!

右からトカゲ・ムカデ・カイコ・サソリ。このサソリ、生きてるんです!
肉系は羊肉小吃が多く、魚介類はイカが主流。お土産(バッタもん)の屋台も見てるだけで楽しいです!
でも、アジア、中近東ならではの強引な客引きにはウンザリしますが・・・
雑貨を購入するのに、大我に値切りを実践させました。
「100元」と言われた物を、「20元しか出せない」と交渉。相手は「80元やったらエエヨ」、こちらは「30元やったらエエヨ」とやりとり。「じゃ60元にしたるわ!」と言われても、「だったら要らない!」と立ち去ろうとする。すると、「分かった、これも付けるから50元にしたるわ!」と言ってくる。「後、これも付けてくれたら50元払ってもエエヨ!」と言って、結局3品を50元でGET!
1品を20元まで落とさせるのは結構大変です。抱き合わせ値切りが有効です。
ズボンのポケット左右に50元位を折りたたんで何セットか用意しておくのがベストです。
先ず50元を取り出し、相手に見えるようにその中から20元を払おうとするのです。相手は残りの30元を何とか支払わせようとするので、交渉は結構成功します。
「大我、可哀想と思ったらダメダメ。最初から3倍から5倍、吹っかけてきてるから!」
また、この大陸にやって来るかもしれません!社会勉強をして強くなっておかないと!
北京見聞録・門と長城! - 2011.01.30 Sun
北京!といえばココでしょ!天安門!
日の出に訪れるのが一番良いと言われましたが、この寒さでは……遠慮しました。
案内役はRYUさんの後輩で、北京精華大学の学生さんのJIEさん。
運転手はSOHU社長さんの会社役員のGOさん。滞在中の移動で大我に何かあってはいけない!と全移動を社用車で。
「地下鉄にもバスにもタクシーにも、自分達で乗ってみたいのですが・・・」「イヤイヤ、何かあっては困ります!」と、お言葉に甘える事に。有難い事です!

紫禁城の正門である天安門。前面の道路は12車線の広~い(航空機が離発着できます)幹線。
しかし、バス意外駐停車禁止の為、遠~くで車から降り歩いて正門まで。
正門から南側に広がるのが、あの天安門広場。大我に歴史を教えなくてはいけません。

天安門を北にくぐり抜けると故宮博物院まで広大な庭園が広がります。

後ろに見えるのが故宮の正門である午門。
そこからはセキュリティーチェックがあり、神武門まで中国の宝物がどっさり!

正陽門(通称:前門)
ココから南に下る商店街は非常に綺麗に開発されていますが、一歩裏路地に入った商店街の方が中国らしい風情でGoodです!海外旅行者用と、国内旅行者用って感じ?です。

故宮博物院を東へ。北京一の繁華街、“王府井”。
様々な海外ブランドの店が立ち並び、賑やかでした。途中、中国楽器の専門店を見つけたので、チャイナシンバルを試打しましたが、音色が気に入らず断念。とっても安かったのですが……

コレがかの有名なゲテモノ(食べ物)が売っている”王府井小吃街”の入り口。ワクワク!(後日アップします)
翌日、GOさんとJIEさんが朝早く迎えに来て下さり、念願の万里の長城へ。
“長城に到らずば好漢にあらず”「長城に行かずして、いい男に成れようか」と、1935年に毛沢東が詠んだ句。

山々の尾根から尾根へと緩やかな「女坂」、急勾配の「男坂」が永遠に続く長城。
寒さ対策は万全!と思っていたのですが、靴下を2枚履いてくれば良かったと後悔。
風速20mはありそうな長城は、体感温度マイナス25度を軽く下回ってる感じです!
耳と鼻と足の親指がちぎれそうに痛い痛い!鼻水が凍る勢い!目を開けれない!

急な所では45度位の急勾配。空気が冷た過ぎて・・・酸素が薄い様な感じで・・・肺が苦しい!
吐いた真っ白な息がパリパリと音を立て地面に振り落ちる・・・マンガに描けそうな感じです。
大人達が苦しんでいるのをよそ眼に、大我は階段を何度も往復しながら走り回ってました。流石、サッカーとマラソンをやってるだけはある!

北八楼に到着。
6000㎞に及ぶ大城壁。出来あがったこの長城を少し歩くだけでも本当に大変なのに……よくもまぁ、作り上げたもんです!
ドラムが違う、リハーサルが無い、音がハウってる、なんて事を気にしないのが解かるような……?
市内に戻るとマイナス13度。温かいと感じます!

途中から水に変わるシャワーを浴びて、CCTVのスポーツチャンネルを楽しむ大我です。
シャワーが水に変わる??? ホテルに文句を言いませんでした。大陸精神のDNAを持つスタッフに言っても、鼻で笑われそうですから・・・(笑!)
日の出に訪れるのが一番良いと言われましたが、この寒さでは……遠慮しました。
案内役はRYUさんの後輩で、北京精華大学の学生さんのJIEさん。
運転手はSOHU社長さんの会社役員のGOさん。滞在中の移動で大我に何かあってはいけない!と全移動を社用車で。
「地下鉄にもバスにもタクシーにも、自分達で乗ってみたいのですが・・・」「イヤイヤ、何かあっては困ります!」と、お言葉に甘える事に。有難い事です!

紫禁城の正門である天安門。前面の道路は12車線の広~い(航空機が離発着できます)幹線。
しかし、バス意外駐停車禁止の為、遠~くで車から降り歩いて正門まで。
正門から南側に広がるのが、あの天安門広場。大我に歴史を教えなくてはいけません。

天安門を北にくぐり抜けると故宮博物院まで広大な庭園が広がります。

後ろに見えるのが故宮の正門である午門。
そこからはセキュリティーチェックがあり、神武門まで中国の宝物がどっさり!

正陽門(通称:前門)
ココから南に下る商店街は非常に綺麗に開発されていますが、一歩裏路地に入った商店街の方が中国らしい風情でGoodです!海外旅行者用と、国内旅行者用って感じ?です。

故宮博物院を東へ。北京一の繁華街、“王府井”。
様々な海外ブランドの店が立ち並び、賑やかでした。途中、中国楽器の専門店を見つけたので、チャイナシンバルを試打しましたが、音色が気に入らず断念。とっても安かったのですが……

コレがかの有名なゲテモノ(食べ物)が売っている”王府井小吃街”の入り口。ワクワク!(後日アップします)
翌日、GOさんとJIEさんが朝早く迎えに来て下さり、念願の万里の長城へ。
“長城に到らずば好漢にあらず”「長城に行かずして、いい男に成れようか」と、1935年に毛沢東が詠んだ句。

山々の尾根から尾根へと緩やかな「女坂」、急勾配の「男坂」が永遠に続く長城。
寒さ対策は万全!と思っていたのですが、靴下を2枚履いてくれば良かったと後悔。
風速20mはありそうな長城は、体感温度マイナス25度を軽く下回ってる感じです!
耳と鼻と足の親指がちぎれそうに痛い痛い!鼻水が凍る勢い!目を開けれない!

急な所では45度位の急勾配。空気が冷た過ぎて・・・酸素が薄い様な感じで・・・肺が苦しい!
吐いた真っ白な息がパリパリと音を立て地面に振り落ちる・・・マンガに描けそうな感じです。
大人達が苦しんでいるのをよそ眼に、大我は階段を何度も往復しながら走り回ってました。流石、サッカーとマラソンをやってるだけはある!

北八楼に到着。
6000㎞に及ぶ大城壁。出来あがったこの長城を少し歩くだけでも本当に大変なのに……よくもまぁ、作り上げたもんです!
ドラムが違う、リハーサルが無い、音がハウってる、なんて事を気にしないのが解かるような……?
市内に戻るとマイナス13度。温かいと感じます!

途中から水に変わるシャワーを浴びて、CCTVのスポーツチャンネルを楽しむ大我です。
シャワーが水に変わる??? ホテルに文句を言いませんでした。大陸精神のDNAを持つスタッフに言っても、鼻で笑われそうですから・・・(笑!)
北京見聞録・ご馳走になりました!好吃! - 2011.01.29 Sat
滞在中、たくさんご馳走になりました。せっかく撮ったので……ざっと公開します。
CCTV出演の『お疲れ様会』を、現地コーディネーターのSOHU社長さんが開いて下さいました。
「大我君!あなたは全てにおいて素晴らしいですが、一つだけ注文があります。沢山沢山食べて、もっともっと太ってください!中国へ来て痩せて帰る様な事があれば私の責任です。今日は色んな種類を用意させましたから、好きな物を好きなだけ食べてください!」

という事で、予約していただいてたのが、北京ダックの老舗中の老舗『全聚徳』!アヒルの専門店でもあります。

ダックの舌!コリコリっとした食感がGood!

ダックの水掻き!これもまた食感がGood!椒塩でいただきました!
ダック心臓の唐揚げ
ダック肝の唐揚げ
石もちの姿煮
ダックの蒸し餃子
大我の為に特別注文されていました!
最高級ふかひれの姿煮と最高級干しアワビが入った炒め物!(中国では干物の良し悪しで価格が決まります)
なんと!日本円で1万円!……って事は、中国では6~7万円の代物!?ありがたや~!!!
そして!燕の巣と蟹内子のスープ!これも、ん万円もする超~豪~華な逸品!贅沢~~~!
超乾燥した外気で肌と唇が荒れ気味の大我には、とっても有難い料理ラインナップでした!
メインイベント!個室を用意して下さっていたので、シェフがダックを目の前で捌くショータイム開始!

胸のセンター部分だけを細長く切り取ります。
この部分が一番美味しいとされ、旨みが凝縮されて非常に濃厚でした!マイウ~!好吃!

日本では皮の部分だけを食べるのが主流ですが、中国では肉の部分も食します。

包み方を学ぶ大我。
一口目は皮のみ・・・顆粒状の氷砂糖を少しつけ食すのが『全聚徳』流!
大変豪華で贅沢な『お疲れ様会』は円卓を囲んで和気あいあい!日中の様々な文化・習慣の紹介話で盛り上がり、お腹イッパイ、感謝イッパイの宴となりました!SOHU社長さん、ご馳走様でした!そして、ありがとうございました!
ここから下に並ぶ写真は、滞在中の夕食達です!
どれもこれも、本当に美味しかったデス!RYUさん、SYOU社長さん、ご馳走様でした!
牛バラ肉のしょうゆ炒め
レタスの煮込み
鶏のみそ炒め
鶏とクワイの団子
鶏モツと落花生の炒め物
中華風キムチ
豚バラの煮込み
セロリのソテー
豚肉ときくらげと玉子の煮込み
肉団子
海老の唐辛子炒め
はるさめ炒め
ポテトのスイーツ
好吃!謝謝!好吃!謝謝!
CCTV出演の『お疲れ様会』を、現地コーディネーターのSOHU社長さんが開いて下さいました。
「大我君!あなたは全てにおいて素晴らしいですが、一つだけ注文があります。沢山沢山食べて、もっともっと太ってください!中国へ来て痩せて帰る様な事があれば私の責任です。今日は色んな種類を用意させましたから、好きな物を好きなだけ食べてください!」

という事で、予約していただいてたのが、北京ダックの老舗中の老舗『全聚徳』!アヒルの専門店でもあります。

ダックの舌!コリコリっとした食感がGood!

ダックの水掻き!これもまた食感がGood!椒塩でいただきました!





大我の為に特別注文されていました!
最高級ふかひれの姿煮と最高級干しアワビが入った炒め物!(中国では干物の良し悪しで価格が決まります)
なんと!日本円で1万円!……って事は、中国では6~7万円の代物!?ありがたや~!!!

そして!燕の巣と蟹内子のスープ!これも、ん万円もする超~豪~華な逸品!贅沢~~~!
超乾燥した外気で肌と唇が荒れ気味の大我には、とっても有難い料理ラインナップでした!
メインイベント!個室を用意して下さっていたので、シェフがダックを目の前で捌くショータイム開始!

胸のセンター部分だけを細長く切り取ります。
この部分が一番美味しいとされ、旨みが凝縮されて非常に濃厚でした!マイウ~!好吃!

日本では皮の部分だけを食べるのが主流ですが、中国では肉の部分も食します。

包み方を学ぶ大我。
一口目は皮のみ・・・顆粒状の氷砂糖を少しつけ食すのが『全聚徳』流!
大変豪華で贅沢な『お疲れ様会』は円卓を囲んで和気あいあい!日中の様々な文化・習慣の紹介話で盛り上がり、お腹イッパイ、感謝イッパイの宴となりました!SOHU社長さん、ご馳走様でした!そして、ありがとうございました!
ここから下に並ぶ写真は、滞在中の夕食達です!
どれもこれも、本当に美味しかったデス!RYUさん、SYOU社長さん、ご馳走様でした!













好吃!謝謝!好吃!謝謝!
中国大陸に初上陸! - 2011.01.28 Fri
SUBの出演後空港ホテルへ。
ホテル滞在約5時間、朝一番のフライトで北京へ出発!

海外渡航前、恒例の"きつねうどん"!

毎日忙しくしていたので、機内で北京について少し予習!
大我は初中国大陸。最近、北京オリンピックや上海万博で中国をほんの少し知り、そして尖閣諸島問題で色々と考える事を知った大我ですが、中国の歴史や文化を実際の肌で感じるチャンスが音楽を通じてやってきました。
中国の巨大放送網CCTVへの出演。中国のテレビはほとんどがこのCCTVで、チャンネルによって音楽・スポーツ・ドラマ・バラエティー・政治経済・人民解放軍etc.に分かれ放送されています。
今回は2月から始まる新番組の初回特番で、日本の代表として大我が選ばれ、日本人がトリを務めるスタジオ出演は歴史上初との事でした!
今回の件をコーディネイトしていただいたRYUさんSOHUさんと北京の空港で合流。
広く整備された高速道路を飛ばしホテルへ。先ずは歓迎の昼食会。(料理類は後日アップします!)
豪華な昼食をいただきながら大我が出演する意味を詳しく聞かせていただきました。
最近の中国は韓国同様大変な教育戦争で、「このままで自国の子供たちは良いのか?大学に入れるためだけの教育が、子供の才能を潰してるのではないか?」と、不安視する声が上がってきており、できるだけ早い時期に視聴者(大人)に大我の才能と活動を紹介し、その過剰な教育熱に一石を投じようと番組監督が幹部を説得して新番組に漕ぎ着けたとの事。(共産党の政権下、今までの体制では考えられない動きを感じました!)

15時スタジオ入り。「1時間後にリハーサル開始します!」
「共演するミュージシャンの方々は?」「もう直ぐ来ると思います」ってな事で、メイク開始!

何故か、韓流スターみたいなメイクになっていくのですが・・・「大我!ゴメンヨ~!」
「お願いしてたドラムセットを確認させて下さい」と恐る恐る見に行くと、「えーーーッ!……ヤッパリ!……」
全く違うものが用意されてました。「日本に居る時からあれだけ何度も確認し、絶対大丈夫との返答を貰ってたのに……」用意された方は全く動じる様子無し。「あかん、あかん、ココは日本では無い!怒ったらあかん!アジアでは普通、普通、普通……」と自分に言い聞かせ、「大我、ゴメンヨ~!コレでなんとか頑張ってくれ!」とお願い。
「慣れるまで、チョットだけ長めにサウンドチエックしてもイイですか?」と尋ねる大我に、「もちろん!気の済む時間は確保しますよ!」と、気の良い返事。(この後、コワイコワイ流れになって行くのです……)

本番!23時! スタジオ入りしてから8時間!

計3曲を披露!1曲終了ごとにインタヴューが入ります!
インタビューは1回だけと聞いてたのですが3回も。「大我!ゴメンヨ~!」

大我の巨大スクリーン映像が映し出されます!
大我があまり気に入ってない映像も……「大我!ゴメンヨ~!」

宇宙空間映像をバックにシャボン玉が噴出!目や口に入りそう!?「大我!ゴメンヨ~!」
23時40分、無事?収録完了!
15時に入った楽屋は暖房が効かない様子(外はマイナス12度)なので、「なんとかなりませんか?」と尋ねてから2時間後、「楽屋、替わります?」って。ダウンジャケットを着たままの「大我!ゴメンヨ~!」
後1時間ぐらいでリハーサルに入りますと3回言われた18時ごろ、「共演者は19時に来ます!」って。瞼の裏を見かけていた「大我!ゴメンヨ~!」
ようやく共演者に会って、事前にリストアップしメールしていた中から曲目をチョイスする今の段階で「ココに書いてある曲は全部知りません!譜面があってもたぶん無理かも?」って。
って、言ってるのに横から監督が「事前に送って貰った大我君のCDにあるCrazeologyがカッコイイからそれにして!」って。「Round Midnightも知らんのに、そんなん出来るかッ!」って心の中で叫びました。
「カラバン(Caravan)知ってる。マイフバリト(My Favorite Things)知ってる。え~と後は8ビトならなんでもイケる!ウタメロン(Watermelon Man)がイイね!」って。
って、横で聞いてた監督が「8ビートをするのであれば、マイケル・ジャクソンにして!」って。
大我は「イイですよ!」と答えたのですが、「今日は無理かも!」って共演者たち。
一応、上記3曲の進行(入り方とソロ廻しとエンディング)を口頭でチェック。
楽屋に戻った直後、外(マイナス13度)に置いてあるピアノから上記の3曲の練習が永遠と聞こえてました。が、
なんか変……時々、Bメロが飛んでる……大丈夫か?まっ、リハの時にチェックすればよいか?!……「大我!ゴメンヨ~!」
そこから3回「後1時間でリハーサル開始です!」があって、22時、ようやく「そろそろ舞台袖に来て下さい!」って事で22時40分、ドラムをセットして(ドラムの椅子が無くなってましたが)「さっきOKを貰ったこのドラムに慣れるための練習を少ししま~す!」と叩きだそうとする大我を制止し、「今からマイクを付けるからダメ」って。別のスタッフは「ピアノはどこに、べーすはどこにセットしますか?」ってな事(「事前にステージプロット送ってるやん!」と独り言)で、こちらがセッティング。ドラムセットに戻りマイクを見てみると明らかにシンバルやスティックとぶつかるとこにセッティングされている。
山ほどスタッフはいるけど、だれも自分から改善しようとはしない。小さい事は気にしない大陸精神!Big!
ようやくピアノトリオのセッティングとマイクの位置が決まり、「サウンドチェックしましょうか?!」と声をかけると司会者(中国ではタモリさんクラスの有名司会者との事)がやってきて、「曲順を教えて下さい」って。「まだ決まってませんが、コレとコレとコレの3曲をします!」って答えた瞬間、恐ろしい言葉が監督から発せられました。
「本番!スタート!!!」
「え”---?!チョ、チョ、チョット、なんにも無しですか???」
「モニターは?サウンドチェックは?リハーサルは?今回のミュージシャンとはまだ一回も音合わせしてないんですよ!それに、言ってたドラムセットと全く違うから少し時間を戴ける約束では?」と叫ぶと、「モニターって何ですか?」っと来る始末。慌ててステージ後方のスピーカーをできるだけ大我の近くに引っ張り出す事が出来た瞬間、「時間が無いよ!本番!ヨーイスタート!!!」の号令再び!
目が点になってる大我を置き去りにしてしまいました。「大我~!ゴメンヨ~!」
案の定、音はハウりまくるわ、バスドラはポンコツでドンドン前に進み、マイクを押しのけて行くわ・・・
インタビューの隙間を縫ってガムテープでバスドラを固定してやるのがやっと・・・
「バスドラを蹴ろうと思ってもどんどん逃げて行くから足がつりかけたからメッチャ焦った!」「それにやっぱり、キャラバンのバックテーマのBメロを飛ばさはった!」と大我。10回目の「大我!ゴメンヨ~!」
でも、演奏はなんとか形になりました。「10回で済んだから、許してくれ~~~~~!」
インタビュー中に物凄い拍手が沸き起こりました。
司会者からの「あなたの夢は?」の問いに、「世界中で困ってる子供たちに、音楽を通して何か役に立つ事ができればと思ってます!」と答えた大我。
すると司会者がカメラに向かって、「聞きましたか!?今、子供を塾に行かせてこのテレビを見ている皆さん!こんなに小さいのに、自分の事だけではなく他の国の人の事まで考え行動しようとしているのですよ!あなた方はそんな事を子供と一緒に考えた事がありますか?!机の上だけを沢山やらせても立派には成長しない!……世界人になるという事は、こういう事なんですよ!」と。
パネラーとして来られてたCCTVの局長さん、北京オリンピックの総音楽監督、有名歌手、若手俳優など皆さんがスタンディングオベイション!
終了後の舞台上、沢山の方々が大我のパフォーマンスに感謝の意を述べに集まって来られました。
舞台から楽屋に戻る途中、観覧に来ていたてんこ盛りの女子学生にもみくちゃにされた大我。
SYOUさん曰く「大我君、テレビ放映された2月の後半、中国に居たら大変な事になるよ!外を歩けないヨ!」
日本を出発してから約17時間、本当に疲れた長~い一日でした!

お疲れ様会は明日以降にしてもらい、コンビニに寄って買い出し。
イチゴ味のオレオと中国午後ティーで部屋飲み会。10分後、オレオを片手に爆睡する大我でした。
RYUさんも、SOHUさんも、お疲れ様でした! ありがとうございました!謝謝!
ホテル滞在約5時間、朝一番のフライトで北京へ出発!

海外渡航前、恒例の"きつねうどん"!

毎日忙しくしていたので、機内で北京について少し予習!
大我は初中国大陸。最近、北京オリンピックや上海万博で中国をほんの少し知り、そして尖閣諸島問題で色々と考える事を知った大我ですが、中国の歴史や文化を実際の肌で感じるチャンスが音楽を通じてやってきました。
中国の巨大放送網CCTVへの出演。中国のテレビはほとんどがこのCCTVで、チャンネルによって音楽・スポーツ・ドラマ・バラエティー・政治経済・人民解放軍etc.に分かれ放送されています。
今回は2月から始まる新番組の初回特番で、日本の代表として大我が選ばれ、日本人がトリを務めるスタジオ出演は歴史上初との事でした!
今回の件をコーディネイトしていただいたRYUさんSOHUさんと北京の空港で合流。
広く整備された高速道路を飛ばしホテルへ。先ずは歓迎の昼食会。(料理類は後日アップします!)
豪華な昼食をいただきながら大我が出演する意味を詳しく聞かせていただきました。
最近の中国は韓国同様大変な教育戦争で、「このままで自国の子供たちは良いのか?大学に入れるためだけの教育が、子供の才能を潰してるのではないか?」と、不安視する声が上がってきており、できるだけ早い時期に視聴者(大人)に大我の才能と活動を紹介し、その過剰な教育熱に一石を投じようと番組監督が幹部を説得して新番組に漕ぎ着けたとの事。(共産党の政権下、今までの体制では考えられない動きを感じました!)

15時スタジオ入り。「1時間後にリハーサル開始します!」
「共演するミュージシャンの方々は?」「もう直ぐ来ると思います」ってな事で、メイク開始!

何故か、韓流スターみたいなメイクになっていくのですが・・・「大我!ゴメンヨ~!」
「お願いしてたドラムセットを確認させて下さい」と恐る恐る見に行くと、「えーーーッ!……ヤッパリ!……」
全く違うものが用意されてました。「日本に居る時からあれだけ何度も確認し、絶対大丈夫との返答を貰ってたのに……」用意された方は全く動じる様子無し。「あかん、あかん、ココは日本では無い!怒ったらあかん!アジアでは普通、普通、普通……」と自分に言い聞かせ、「大我、ゴメンヨ~!コレでなんとか頑張ってくれ!」とお願い。
「慣れるまで、チョットだけ長めにサウンドチエックしてもイイですか?」と尋ねる大我に、「もちろん!気の済む時間は確保しますよ!」と、気の良い返事。(この後、コワイコワイ流れになって行くのです……)

本番!23時! スタジオ入りしてから8時間!

計3曲を披露!1曲終了ごとにインタヴューが入ります!
インタビューは1回だけと聞いてたのですが3回も。「大我!ゴメンヨ~!」

大我の巨大スクリーン映像が映し出されます!
大我があまり気に入ってない映像も……「大我!ゴメンヨ~!」

宇宙空間映像をバックにシャボン玉が噴出!目や口に入りそう!?「大我!ゴメンヨ~!」
23時40分、無事?収録完了!
15時に入った楽屋は暖房が効かない様子(外はマイナス12度)なので、「なんとかなりませんか?」と尋ねてから2時間後、「楽屋、替わります?」って。ダウンジャケットを着たままの「大我!ゴメンヨ~!」
後1時間ぐらいでリハーサルに入りますと3回言われた18時ごろ、「共演者は19時に来ます!」って。瞼の裏を見かけていた「大我!ゴメンヨ~!」
ようやく共演者に会って、事前にリストアップしメールしていた中から曲目をチョイスする今の段階で「ココに書いてある曲は全部知りません!譜面があってもたぶん無理かも?」って。
って、言ってるのに横から監督が「事前に送って貰った大我君のCDにあるCrazeologyがカッコイイからそれにして!」って。「Round Midnightも知らんのに、そんなん出来るかッ!」って心の中で叫びました。
「カラバン(Caravan)知ってる。マイフバリト(My Favorite Things)知ってる。え~と後は8ビトならなんでもイケる!ウタメロン(Watermelon Man)がイイね!」って。
って、横で聞いてた監督が「8ビートをするのであれば、マイケル・ジャクソンにして!」って。
大我は「イイですよ!」と答えたのですが、「今日は無理かも!」って共演者たち。
一応、上記3曲の進行(入り方とソロ廻しとエンディング)を口頭でチェック。
楽屋に戻った直後、外(マイナス13度)に置いてあるピアノから上記の3曲の練習が永遠と聞こえてました。が、
なんか変……時々、Bメロが飛んでる……大丈夫か?まっ、リハの時にチェックすればよいか?!……「大我!ゴメンヨ~!」
そこから3回「後1時間でリハーサル開始です!」があって、22時、ようやく「そろそろ舞台袖に来て下さい!」って事で22時40分、ドラムをセットして(ドラムの椅子が無くなってましたが)「さっきOKを貰ったこのドラムに慣れるための練習を少ししま~す!」と叩きだそうとする大我を制止し、「今からマイクを付けるからダメ」って。別のスタッフは「ピアノはどこに、べーすはどこにセットしますか?」ってな事(「事前にステージプロット送ってるやん!」と独り言)で、こちらがセッティング。ドラムセットに戻りマイクを見てみると明らかにシンバルやスティックとぶつかるとこにセッティングされている。
山ほどスタッフはいるけど、だれも自分から改善しようとはしない。小さい事は気にしない大陸精神!Big!
ようやくピアノトリオのセッティングとマイクの位置が決まり、「サウンドチェックしましょうか?!」と声をかけると司会者(中国ではタモリさんクラスの有名司会者との事)がやってきて、「曲順を教えて下さい」って。「まだ決まってませんが、コレとコレとコレの3曲をします!」って答えた瞬間、恐ろしい言葉が監督から発せられました。
「本番!スタート!!!」
「え”---?!チョ、チョ、チョット、なんにも無しですか???」
「モニターは?サウンドチェックは?リハーサルは?今回のミュージシャンとはまだ一回も音合わせしてないんですよ!それに、言ってたドラムセットと全く違うから少し時間を戴ける約束では?」と叫ぶと、「モニターって何ですか?」っと来る始末。慌ててステージ後方のスピーカーをできるだけ大我の近くに引っ張り出す事が出来た瞬間、「時間が無いよ!本番!ヨーイスタート!!!」の号令再び!
目が点になってる大我を置き去りにしてしまいました。「大我~!ゴメンヨ~!」
案の定、音はハウりまくるわ、バスドラはポンコツでドンドン前に進み、マイクを押しのけて行くわ・・・
インタビューの隙間を縫ってガムテープでバスドラを固定してやるのがやっと・・・
「バスドラを蹴ろうと思ってもどんどん逃げて行くから足がつりかけたからメッチャ焦った!」「それにやっぱり、キャラバンのバックテーマのBメロを飛ばさはった!」と大我。10回目の「大我!ゴメンヨ~!」
でも、演奏はなんとか形になりました。「10回で済んだから、許してくれ~~~~~!」
インタビュー中に物凄い拍手が沸き起こりました。
司会者からの「あなたの夢は?」の問いに、「世界中で困ってる子供たちに、音楽を通して何か役に立つ事ができればと思ってます!」と答えた大我。
すると司会者がカメラに向かって、「聞きましたか!?今、子供を塾に行かせてこのテレビを見ている皆さん!こんなに小さいのに、自分の事だけではなく他の国の人の事まで考え行動しようとしているのですよ!あなた方はそんな事を子供と一緒に考えた事がありますか?!机の上だけを沢山やらせても立派には成長しない!……世界人になるという事は、こういう事なんですよ!」と。
パネラーとして来られてたCCTVの局長さん、北京オリンピックの総音楽監督、有名歌手、若手俳優など皆さんがスタンディングオベイション!
終了後の舞台上、沢山の方々が大我のパフォーマンスに感謝の意を述べに集まって来られました。
舞台から楽屋に戻る途中、観覧に来ていたてんこ盛りの女子学生にもみくちゃにされた大我。
SYOUさん曰く「大我君、テレビ放映された2月の後半、中国に居たら大変な事になるよ!外を歩けないヨ!」
日本を出発してから約17時間、本当に疲れた長~い一日でした!

お疲れ様会は明日以降にしてもらい、コンビニに寄って買い出し。
イチゴ味のオレオと中国午後ティーで部屋飲み会。10分後、オレオを片手に爆睡する大我でした。
RYUさんも、SOHUさんも、お疲れ様でした! ありがとうございました!謝謝!