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2021-04

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歓喜のBLUE!そしてマジBLUE… - 2008.09.12 Fri

 ニューヨークシティという街にはいろんな見どころがあります。自由の女神…、エンパイアステートビル、タイムズスクエア…。そして体感できる選べる名物がブロードウェイ・ミュージカルです。
 「42nd Street」「オペラ座の怪人」「CHICAGO」などの超ロングランから近年の大ヒット「Lion King」「Mamma Mia」など目移りするラインナップのメジャー作品があり大人気ですが、比較的小規模の劇場で行われるオフブロードウェイ作品もブロードウェイに負けない人気です。大我もよい席を取るために1週間前にチケットをゲット(おかげで中央前から3列目!)して、今回初めてオフブロードウェイのロングラン作品「Blue Man Group」を観てきました。
blueman

 登場人物は文字通り真っ青な顔をした3人のブルーマン。セリフを一言も発しないこのわずか3人が音楽と演技、表情、計算されつくした小道具のみで奇想天外な世界を創造し、観客を巻き込んで抱腹絶倒のアーティスティックな舞台を見せてくれました。人気作品でヨーロッパをはじめ日本でも公演しているそうです。
 ドラムを使ったパフォーマンスもあり一気に惹きつけられ、吉本新喜劇好きの大我もブルーマン達のセンスのよい巧みな演技に大爆笑していました。これから見る方のお楽しみを奪ってしまうのであえて内容には深く触れませんが、英語が分からなくてもほぼ全編、老若男女が楽しめる観客参加型のパフォーマンスでした。通路の横に座っていた大我パパもブルーマンの一人に奪取され大我はビビリました。が、さすがは関西人!ひるまず迫真のアドリブで対応する大我パパ!大いにショーを盛り上げることに貢献していました。

 しかし、事件が・・・
 (以下、ネタばれ注意!)
 最後にロールペーパーが会場のあっちこちから降ってきて客席はペーパーの海に!そのペーパーが後方の席から前方へとどんどん送られてくるもんだから、前から3列目に座っていた大我はペーパーの山に完全に埋もれてしまいました。大我はその尋常でない考えられない状況に超ハイになってしまい、息も出来ないほど大口開けて大笑いしていました。
 すると・・・・・・・!なんとペーパーが大我の抜けかけのグラグラ歯に巻きついてすぽんと抜けちゃったのです!!!!大我、あまりに唐突な事件に唖然・・・歯茎から流血してしまい今度は超ブルーになってしまいました。
 さすが「ブルーマン」(さぶ…

 終演後、気を取り直してブルーマンと写真!
With a BlueMan
 1公演で登場するブルーマンは3人ですが、パンフレットのキャストのところには12人もブルーマンとしてクレジットされていました。この12人で全世界のブルーマン公演をまかなっているようです。このショーは、3人の若者が路上で行っていたストリートパフォーマンスが原点だそうで、元祖の3人もプロデューサー兼キャストでクレジットされていました。

BlueManBand
 黒子ならぬ黒バンドが生演奏でショーを盛り上げていました。
 左がドラマーさん、右がギタリストさん

ついにやってきましたヤンキースタジアム! - 2008.09.11 Thu

 大我にはニューヨーク滞在中にどうしても行きたかった場所がありました。
 ヤンキースタジアム
 今年いっぱいでこの歴史ある球場が無くなるのです。
 野球好きの大我としては、もう絶対行かなくては!…と、これは渡米前からの計画だったのです。NY在住のTV制作会社の方(Mr.J)にチケットの手配をお願いしていました。
 ゲットしたチケットは、伝統の一戦、ヤンキースVSレッドソックス!なのです。(本当に盛り上がります!)


 朝、目覚めるとそわそわの大我。けど、空模様があやしい…
 天気予報を調べると「雨」…
 そして、まもなく降り出してしまいました。しかもしとしとと降り続きそうな本格的な雨でした。 晴れ男の大我も、いくらなんでもこれは無理だろな…。たぶん中止になるよ…と早めに大我に伝えておきました。落ち込む大我。
 午後、まだ雨は降り続いていますが、中止覚悟でも、とりあえずヤンキースタジアムまでは向かうことにしました。せめて球場を見るだけでも。
 Bトレインに乗って125丁目でDトレインに乗り換えての車内、「中止やったら、自然史博物館でも行こか?」と尋ねると「ぜ~ったい晴れるって!」と強気の大我。
 161丁目に到着し地上に出てみると、小雨がぱらついているも少し青空が顔をだしてるじゃあ~りませんか!


 後ろに見えるのが建設中の新ヤンキースタジアム!
NewYankeeStadium

 ボディーチェックを受け、3塁側フィールドチャンピオンシップ席(前から2列目)へ向かう大我の顔はもうニコニコ!
 今回はレッドソックスの応援。手が届きそうな目の前では松坂投手がストレッチ、同じ京都人の岡島投手がキャッチボールの練習中。「今のはストレートや!今のはチェンジアップや!」と呟きながら練習を観察する大我。
@YankeeStadium1

 練習を終え、ベンチに向かう岡島投手に「サインくださ~い!」「サインしてくれ~!」と物凄い勢いで群がる観客。
 その勢いの中に大我は入れない状態。
 サインをしながらどんどん大我から遠ざかっていく岡島投手。「岡島さ~ん!大我で~す!」と大きな声で叫ぶ大我。立ち止まる岡島さん。観客へのサインを中断し、その声の元を探しながら近づく岡島さん。「ジャズドラマーの大我で~す!」とサインボールを差し出す大我。ボールを受取りサインする岡島さん。「後でね!」と大我にボールを渡す岡島さん。
 そうなんです!大我が来ることはある方を通じてコンタクトをとっていたのです。
「後でね!」という岡島投手とは面会することがセッティングされていたのですが、ちょうどその時期「レッドソックス、岡島を放出か?!」という報道が日本でもNYでも大きく騒がれていた時期で、岡島投手と球団側が非常にピリピリした状況だったため、急遽その日の面会がキャンセルになってしまったのです。
 でもサインボールをゲットした大我は大喜び!
 その状況を見ていた観客は「こいつは誰だ?!」という表情で大我の顔を覗きこみ、大我は得意げに「へへん!」とニヤけ顔!
 後から関係者の方に聞いたのですが、岡島投手はその時期、本当にナーヴァスになっておられたそうです。
 そんな時にでもファンに対してできる限りのサービスで応える岡島投手。(その日、サインに応えていたのは岡島投手だけでした)・・・頭が下がります。感服しました。
 一般的には地味な印象の岡島投手でありますが、リアル・プロ・ベースボール・メン!です!

 プレイボールの時には、快晴!さすが!晴れ男

 昨今、日本の「野球」観戦方法は試合を見るというより、ネットで安全に包まれた客席で、応援団の一員として応援パフォーマンスに自身が酔いしれるという色が濃いような気がします。グラウンドから客席を見ると、檻に入れられた人間たちっていう感じが・・・チョット笑えます。
 しかしアメリカの「ベースボール」はネットが無いため広々としてますが、気が抜けません。ファウルボールがガンガンに飛んできますので危ない危ない。必然的にゲームに集中し、ゲームに参加している感が持てるのです。開放感と自己責任が表裏一体。
@YankeeStadium2
 名物のホットドック($5!高っ!)をほうばりながら、5回の「YMCA]でダンス、7回の「♪私をボールゲームに連れて行って♪」を歌ったり、大満足の大我でした。

 以下はフォトグラファー大我の激写ショットです。
 怪物ラミレス!
Ramirez
 スーパーかっこいいロドリゲス!
A-rod
 大活躍のユーキリス!
youkilis

 楽しかった!
 そして…
 アパートに帰った瞬間、大雨!大我、ありがと~!


 数日後・・・
 エディー&ナツコ・ヘンダーソン夫妻から頂いたチケットで再度ヤンキースタジアムへ。
 今度は3階席。
Rays1
タンパベイ・レイズの岩村選手を応援してきました。(もちろん大我はヤンキースも好きですよ!しかしゴジラ松井選手は故障者リスト入りで、結局見れませんでした。)

Rays4
 天気がとっても良くて暑くて、レモンシャーベットののど越しが気持ち良くて、3階席からスタジアム全体がキレイに見渡せ、「だれかここまでホームランを打ってくれ~!」といっぱい応援して、こんがりと日焼けした大我でした。

岩村選手の出番!

Rays2
がんばれーーー!っと大きな声で応援!
Rays3

Independence Day! - 2008.09.10 Wed

 7月4日は、クリスマスと並ぶアメリカ最大の祝日、「独立記念日」です。
 1776年7月4日、イギリスによって統治されていた13の植民地が独立したことを宣言する「アメリカ独立宣言」が交付されたことを記念しているのだそうです。ただし、その時もまだ独立戦争の真っただ中だったそうで、実際に戦争が終結しアメリカが独立したのはそれからさらに7年後のことだったそうです。

 そんな難しいことも、一応は大我に伝えつつ、独立記念日恒例の花火を見に、South Street Sea Portへ行ってきました。
 界隈は歩行者天国になっていてマーケットが軒を連ね、お祭り気分!チャレンジ精神旺盛な大我は、屋台のフェイスペインティング屋さんで「TIGERにして!」とリクエスト。お兄さんが馴れた手つきであっという間に大我を「TIGER!」に変身させてくれました。
face painting
 となりにいるのはちびスパイダーマン!

 イーストリバー沿いの遊歩道は見る見るうちに見物客でいっぱいになりました。
 ブランケットを広げて好位置に陣取った大我は、お隣にやってきたファミリーの女の子とあっという間に仲良しになっちゃました。
 イザベラちゃんです。
isabella
待ち時間が長くってぐずりだし、お母さんを困らせ始めたイザベラちゃんに、自分がもらった風船を一つ残らずあげちゃった大我です。大我は小さい子が大好き!自分より小さな子たちにはとっても優しくって面倒見がいいんです。

 ついに花火がはじまりました。
fireworks3
 
 花火に見入る子虎
fireworks2
 
 背後では、ブルックリンブリッジやマンハッタンブリッジの向こうでも花火が上がっていました。
fireworks1


 帰りは大変でした。
 大勢が一斉に帰りだしたので、安全対策のため地下鉄の入口が封鎖されてしまいました。結局ひと駅ほど歩く羽目に…。でもそれもまた一つのよい思い出になりました。

NYで取材受けました - 2008.09.10 Wed

 ニューヨーク滞在中に大我は取材依頼を受けました。
 キョードーニューヨーク。

 キョードーさんのオフィスまで出かけてきました。
KyodoNY
 
 大我は、実は「インタビュー」というものがずっと苦手でした。
 6歳からインタビューを受けてきた大我ですが、6歳の子供にとって、大人のインタビュアーの問いかけ、言葉や言い回しが理解できないことが多々あったのです。何しろほぼ100%「大人」相手に仕事をしている人たちなので、6歳児のボキャブラリー範囲なんてわかるわけがありません。大我は、小さいながらに気を遣う子供でしたので、答えたい気持ちはあっても、わからないがために答えられない質問がいっぱいある…それが、とってもしんどかったようなのです。しかし、本人も成長し、何度もいろいろな取材を受けるうち、わからないことはわかりませんと堂々と言えるようになったし、面白いこと、好きなこと、嬉しいこと、そしてその逆に感じることなども含めて、自分の気持ちを言葉に表現することが徐々にできるようになってきました。

 キョードーさんのインタビューにも滑らかに的確に返答することができ、滞りなく手早くインタビューは終了しました。

 インタビュー終了後、大我は自分の好きな場所へ行きました。
 ポケモン・センター・ニューヨーク!
Pokemon Center
 もう、夢中。

 帰り道、何やら不思議なものがタイムズスクエアに…
Eddie Marphy1

 エディ・マーフィーだ~!
Eddie Marphy2
主演映画のPRのようです。

 タイムズスクエアにて。
Times Square

 この日の移動はやはり地下鉄でしたが、行きにも帰りにも地下鉄で知らない人から「Tiger the Jazz Drummer?」とか「Tigerくんですか?」と声をかけられました。NYでこういうことがあるとなんだか特別に感慨が深いものです。皆さん一様に「Good Luck!」とか「頑張ってくださいね」とか励ましの言葉を下さることに大我も感激していました。
「はい!がんばります!Thank You!!」と答えていました。

大我のNYレポートはまだまだ続きます。

ロングアイランド癒しのひと時 - 2008.09.06 Sat

 大我は、ニューヨークシティでの滞在中、ギネス登録記者発表、レコーディング、写真撮影セッション、そして素晴らしい大先輩達のジャズを生で体験する「生きたお勉強」の日々が続きました。そんな中、ロングアイランドで過ごした数日は、しばしの癒しのひと時となりました。

 ロングアイランドは、ニューヨークシティの南東に位置し、南岸が大西洋に面している文字通り「長細い島」です。ニューヨークの近郊なのでここから車や鉄道(Long Island Rail Road)でシティまで通勤する人もたくさんいます。パッパも40年間毎日車で片道2時間かけて通勤していたそうです。近郊であることからシティの若者のカルチャーが凝縮され独自の濃度で形成されていったとのことで、ロングアイランドは、多くのポップミュージシャンを輩出していることでも有名です。Billy JoelやPaul SimonからMariah Carey、そしてラッパーの50Cents、LL Cool Jなんかもこのあたりの出身らしいです。



 前のブログに書いたようにSouth Street Sea Portでニューヨークの大切な「家族」ノエル、ナナ、パッパと一日遊んだ後、ロングアイランドへ向かったわけですが、車の運転はノエルのお兄ちゃんのアンドリューさん。つまりナナとパッパの息子さん(二男さんでパッパのお仕事を継いで宝石商をされてます)で、たまたまその娘キャサリンちゃん(20歳)と所用でシティに来ていたので落ち合って車にのっけてもらったというわけです。
 待ち合わせしたのは、NYメッツのシェイスタジアム前。ひょんなことでシェイスタジアムが見れて大我はご満悦でした。
mets stadium

そしてロングアイランドまで綺麗な海岸線を車に揺られること3時間。ロングアイランドのナナ&パッパ宅へは、夕暮れ時(といっても8時は過ぎていましたが…)にようやく到着したのでした。

ナナとパッパの素敵なお家!
Noels house
猫のブッダとダスティが迎えてくれました。
Dustyこれはダスティ。ブッダはさらに一回り大きいのです。


 翌朝、静かなテラスでの朝食
 パッパが美味しいベーグルを買ってきてくれました。
breakfast in Long  Island
 何もせず、のんびり座っているだけ…。それだけで満ち足りた気分になるのは久しぶりでした。
 感じるのは風… 聞こえるのは鳥のさえずり… 


 午後のひと時、大我はナナのお料理のお手伝い…
 
 そのあと、どこへいったかと思えば…
 お庭のスプリンクラーにいたずらしとるではないか!
Tiger in LI1

 手入れの行き届いたパッパご自慢のガーデンは花盛り!
Poppops Garden


 中庭でのキャッチボールする(させられている?)ノエルとパッパ
ball in the garden

 ロングアイランドのビーチで今年初海水浴。
 ビーチの石は、まん丸でとっても綺麗でした。水も澄んでいてとてもキレイ!
 地元の子供たちが「あ・そ・ぼ!」と寄ってきました。
Tiger at Beach

 おいしいアイスクリーム!
Ice Cream


 そして、2日目の夜には親戚一同や友人ファミリーが集まってのBBQパーティーを開いてくれました。
 大我パパもお料理に腕をふるって大好評!奥様方からレシピを教えてくれと大絶賛を受けていました。
 ノエルおばちゃんの甥っ子姪っ子(ナナとパッパの本物の孫たち)も大集合だったので、大我は同年代の子供たちと思いっきり外庭で遊びました。サッカーしたり、ドッジボールしたり、鬼ごっこしたり…
 子供は遊びの中で、自然にいろんな事を学びます。大我はあっという間にちょっとした英語をマスターして、子供同士の会話を始めていました。

 ほんとにほんとに楽しいひと時…
 帰りたくなかった大我でした。


 名残はつきませんでしたが…
 翌朝、ロングアイランド鉄道でロンコンコマ駅からクーンズを通り、ペンステーションまで電車でニューヨークシティへと帰った大我でした。

 とってもあったかなナナ、パッパ、ありがとう!
 また絶対来るからね!


イーストリバーをぶっ飛ばす! - 2008.09.05 Fri

 大我には大切な「ファミリー」がNYにいます。大我ママの旧友「ノエルおばちゃん」とそのご両親。

 ノエルおばちゃんは、NYCの東にあるロングアイランドの出身ですが、現在は西海岸オレゴン州ポートランド在住!はるばる8時間かけて(遠っ!国内なのに…!)会いに来てくれました。マンハッタンで合流して一緒にロングアイランドの実家に向う計画なのです。

 この日、大我は前日から来てアパートに泊まっていたノエルとともに、マンハッタン南端のSouth Street Sea Portという港公園に行きました。そこでノエルのご両親ナナ&パッパと落ち合ったのです。二人は大我にとって「ニューヨークのじいじい・ばあばあ」なのです。

ノエル、ナナ、大我とパッパ
netusil family

 とっても仲良しのナナとパッパ。もう80歳近くで物静かですが、精神は若々しくとーってもファンキーなのです。
 快晴の空の下、デッキをそぞろ歩きしながらちょっと素敵なお話を聞きました。South Street Sea Portの界隈は、お二人にとって思い出深い場所なのだそうです。宝石商のパッパが一番最初に働いていたお店はこのあたりだったそうです。そして看護師だったナナはすぐ近くの看護学校でナースとしてのトレーニングを受けていたそうで…、つまりここらあたりでお二人は60年ほど前に出会って恋に落ちたんですって…!結婚されたお二人は後にロングアイランドにマイホームを建てられて現在に至るわけですが、ナナが教えてくれました。「ロングアイランドのあの家に引っ越して新しいスタートを切ったのは、45年前の今日なのよ!すごい偶然だわ。ねえルー(パッパの名前)?」
 にこにこお話しするナナ。「そうだったかね?」とポーカーフェイスのパッパ。大我はそっとパッパとナナの間に滑り込んで二人の手をとってにっこり。仲良く手をつないで先を歩いていく3人。それはどう見てもじいちゃんばあちゃんと孫でした。

 「大我をボートに乗せてあげれば?楽しいよ」
 生粋のニューヨーク育ちパッパのアイデアで遊覧船に乗ることに。遊覧の種類やコースは豊富でしたが、パッパが選んだのはなんと「SHARK」!超高速でぶっ飛ばすジェットコースターみたいなボートです!「心臓の弱い方、妊婦さんはご遠慮ください」と書いてありますがな…。ナナ&パッパはかなりのお年寄りだけど大丈夫なのかあ?との心配をよそにちゃっちゃとSHARKの船着場へ向うお二人…。
 大我はわくわく!
 
 もうすぐ出発です!待ちきれない大我。
 Tiger on Shark

 SHARKは想像以上でした。 
 「帽子が飛ばないようにつばを後ろにして深くかぶらないと!」と叫んだのも束の間、抑えようがどないしようが帽子なんてぜ~んぶぶっ飛ぶ猛スピード!無理!それどころか息が出来ない!空気が吸えない!びびる…

 帽子、脱ぎました…
Tiger on Shark2

 そんなスピードの中、大我は楽しくて…楽しすぎて…笑いが止まらんハイな状態に!
 ナナとパッパは、フツーの遊覧船に乗ってるかのようにフツーに座って景色を眺めていました!
 (みんな帽子は脱いでましたが…)
 なんだかとってもシュールなひと時でした。

 自由の女神の前ではエンジンストップ。写真タイム!
 大我は、自由の女神とハイタッチ!
Tiger on Shark3
 ほんとに大我はSunshine Boy
Tiger on Shark4

 夏休みのちょうどこの期間、イーストリバーでは特別な企画がありました。このSea Port周辺の川の上に巨大な人口の滝が4つも造られていました。前衛アート作品らしいのですが、昨今深刻な問題となっている地球環境から「水」について考えようというテーマで造られたそうです。ボートはその4箇所も巡ってくれて大サービスでした。

 ブルックリンブリッジの下に造られた滝
Water Fall
 パッパは、「これのどこがアートなのかねえ?」とつぶやいていましたが、滝に接近すると水しぶきがいっぱい降ってきて「冷たくて気持ちいい!」と大我は違った角度から大絶賛していました。
 降りた瞬間「も一回乗ろうよー!!!!」と叫んでいました!

 あとは大道芸人のアクロバティックな曲芸を見たり…
Street performer
 屋台でトラ模様のタトゥー(スプレーペイント!)をしてもらったり…
Tatoo
Tatoo2
どうだー!

 子供大我は大満足の一日でした。
 そして、みんな揃ってロングアイランドへ帰ったとさ…

 着いて早々…、
Dancing Nana & Tiger
 オルゴールに合わせてダンスを始める大我とナナ…

夢か幻か…?目の前にあの巨匠が! - 2008.09.02 Tue

 決して解決することの出来ない悩みが大我にはあります。
 エルヴィン、マイルス、コルトレーン、モンク、バド、ブレーキー、ピーターソン…。
 その生演奏を聴くことは不可能なのです。
 数えだすときりがない、星になってしまったジャズ界の巨匠達。でももう亡くなってしまわれていてはどうしようもありません。しかし、中にはご存命でありながらもさまざまな事由で、演奏活動を行っておられない巨匠もおられます。それがまた何とも悔しいんです。そんな巨匠の筆頭がトランペッターのフレディ・ハバード氏。天才的なひらめきで数々の名演を残してきたスーパースターですが、残念なことに50代半ばという油の乗りきった時期に唇を痛めて演奏活動が出来なくなってしまわれ、ステージでその姿を見ることが出来なくなってしまったのです。
 …と、一言でさらりと簡単に書いてしまいましたが、ご本人にとっては簡単に言葉に表現できないほど、察するに余りある地獄の苦しみだったにちがいありません。Be-Bop最盛期から90年代まで第一線でジャズを引っ張ってきた華やかな大スターです。まだまだジャズの世界でやりたいことが山のようにあったはず…。いえ、それよりも、吹きたくて、吹きたくて、ただトランペットを吹きたくて仕方なかったはずなのに、「吹けない」って言うのはどれほどの苦しみであったかと思います。「聴けなくて残念だ」などと感想で片付けては失礼…そう思っていました。でも残念でたまりませんでした。

 しかし、夢みたいなことはあるものです。
 フレディ・ハバード復活
 少しずつ活動を再開されていたそうですが、今回復活のCD発売となり、それを記念してのステージを大我は観ることができたのです!大我のお気に入りのエルヴィン・ジョーンズのDVD「至上の愛」でトランペットを吹くフレディの雄姿は何度も繰り返し観てきた大我ですが、今回初めて生で聴けるのです!

 Iridiumでのこのライブは、フレディ70歳の誕生日も祝うとの趣向でなんと5Days! しかもメンバーがすっごい!それが入れ代わり立ち代り登場…。出来ることなら毎日通いたいくらいでした。
 フレディ氏、開演時間になっても現れません。ちょっと心配して待つこと15分・・・物凄いオーラを感じお店の入り口を見上げると、お付きの大男3名と御到着!入場されるとバーカウンターに直行!駆けつけ3杯グウィット飲み干し笑顔で楽屋へ。その姿を見てひとまず安心!さらに待つこと15分。その間も店員がカウンターと楽屋をお酒を持って何往復もしていました。・・・ちょっと心配。そしてメンバー全て登場した最後にMrフレディが上機嫌の赤ら顔?で登場!!!もうその立ち姿だけでも涙もんで、一瞬で会場の空気が幸せ色一色に包まれました!往年のほとばしるパワーや鋭さこそ見られないものの、そのたおやかなフリューゲルホーンの音色にはOne and Onlyの輝きは失われておらず、気心の知れた仲間とのステージでの再会を心から楽しんでいる感じがしました。


大我が観た夜のクレジットは以下の通り

Freddie Hubbard (frugelhorn)
Larry Willis (piano)
James Spaulding (alto sax, flute)
Yavon Jackson (tenor sax)
David Weiss (trumpet)
Steve Davis (trombone)
Santi DeBriano (bass)
Louis Hayes (drums)

Tiger@Iridium
後ろのポスター見えますか?
トロンボーンCurtis Fuller ドラムJoe Chambersっていうラインナップもあったんです!!

 Iridiumのステージは、ビッグバンドも出るのでとても広いですが、そのステージが狭く見えるほど圧巻の5管!大迫力でしたが、バランス的に目の前の管セクションが迫力がありすぎて、遠かったピアノがあまりよく聞こえないくらい。リズムセクションはとても強力。初めて見るベーシストのサンティさんはきっちりしっかり、キレのあるサウンドでバンドを引き締めていて、今回聴けて「儲けもん」的な感じがしました。そして、ドラマーが巨匠ルイス・ヘイズ氏!大我大興奮!もちろんドラムセットが一番良く見える位置に陣取って、巨匠のドラミングをじっくり楽しみました。


 ステージ中、フレディ氏のしぐさや行動を見ていた大我がくすっと笑いながら一言。
「なあなあ、日野さんもおんなじコトするやんな…」
リーダーなのに、自ら床のコードの絡みを直したり、激しいプレイでズレたドラムセットの位置を調整しに行ったり、他のホーンセクションのソロ中に厳しい表情で近付き、鋭い眼力で支持を与えたり、はたまた演奏中のピアニストの耳元で冗談を言って大笑いしたり、ベーシストにはもうワンコーラス弾けとはやし立てたりと、やり方とか…、やることなすこと、日野皓正氏のステージ上の行動ととっても似ていると思ったようです。
 親交も深い東西のトランペッター、メンタリティが似ているのでしょうね。
 でも、汗だくで思いっきり叩きまくるルイス・ヘイズ氏には何のリクエストも無し。
 日本では良く言われます。(ニセモノやナンチャッテ評論家に・・・)「人のソロ中、音量を落として叩かないと、ソロをしている人の音が聞こえなくなるので失礼だよ」と。
 もちろん分かっています。BGM的なラウンジジャズや声量の無いヴォーカリストの後ろなどでは、そうせざるを得ませんのでそんな叩き方はしません。大我はそのような時、非常に不完全燃焼になるようで嫌みたいです。
 フレディー氏やマイルス、モンク、コルトレーン、ピーターソン各氏などのバックで演奏するドラマー達は、ガンガンにぶっ飛ばします。それに触発されるようにフロント陣も持てるパワーを出し切る演奏をし、一体感が生まれていきます。
 大我が好きなのは、そういう一体感(躍動感)を創れるジャズなのです。
 限界までやってみるという演奏経験をしないまま、「心地よい」と言われる「綺麗なジャズ」を追い求めている若手ミユージシャンが沢山いるように思います。出し惜しむのか、怖いのか…。そして悲しいかな、そういう人ほど自身に対する言い訳や講釈は一流だったりするのです。
 若手に限らず、時々、大我のライブに飛び入りをする中堅やベテランの方々でも、「あんなパワーで叩かれると、こっちは何もできないよ~自分の音がお客さんに聞こえないよ~」と回りに愚痴をこぼされることがあります。音が届かないという事実、それは若い時にガンガンにやり尽くした経験が無いと言うことを物語っているのです。それに気付かないのです。
 お年を召し、最近は少々おとなしく演奏されているNYやハーレム、ニューオリンズの巨匠たちも、大我とプレイすると一気に昔やり尽くした音量(パワー)にもどり、汗だくで演奏されます。大我の音量なんか一発で吹き飛ばします。大我はこのバトルがとっても大好きだそうです。負けるもんか~って、その瞬間瞬間、持っている全てを出し切るのです。出し惜しみ無し!
 静かに演奏する事は直ぐ出来ますが、激しい演奏になった時に即反応できません。やれる時(若い時)にやり尽くしておかないと、反応(会話)する幅が狭くなる気がします。ジャズミュージシャンとしての幅さえあれば、「心地よいとか、綺麗に聴こえる様なジャズ」は、曲調やプロデューサーの意向に沿うような形ではいつでもできるはずです。
 ルイス・ヘイズさんやロイ・へインズさんは幅の広い豪快なドラミングがひとつの大きな魅力です。だからこそスターなのです。体力がある限り、叩きちぎってください!!!そう心から思っている大我です。
 フレディ氏や日野さん、そしてロリンズ氏などが何歳までガンガンに吹きちぎってくれるか分かりませんが、いつも期待をこめて見つめているのです。


 ライブ後…
 まずは憧れのルイス・ヘイズさんにご挨拶。ルイスさん、今までCDでしか聞いたことがなかったので分かりませんでしたが、その骨太なドラミングからは想像できない優しい物腰の方でした。物静かでむしろ女性的な感じがしました。全員スーツの中、一人だけサマーニットの白いセーターに大きな個性的なペンダントをしておられ、とてもおしゃれな方とお見受けしました。
 ルイスさんは、大我にゆったりした笑顔で「君の事は聞いて知ってるよ!頑張ってね。」と何度も優しく肩を叩いて下さり、一緒に写真をとってくださいました。
大我&Mr. Louis Hayes

 ここで、びっくり…。大我とルイスさんがカメラに向ってポーズをとっていると、なんと周りが知らない人のカメラだらけになっていました。他のお客さんがこの2人のドラマーのレア2ショットを取ろうと集まってきたのです。大我もルイスさんも何事かときょとんとしていました。

 フレディさんはさすがに大スター。バックステージでも本当にたくさんの人が彼に挨拶をしたり、握手を求めたり…。フレディさんは、とってもおしゃべり好き。ものすごく気さくに、どなたに対してもまるで親友に会ったかのように楽しげにお話をされていました。大我も初めてご挨拶をしました。ゴキゲンなフレディさんは小さな少年ドラマー大我に興味津々で、いろんなことを尋ねられましたが、バスター・ウィリアムズさん、ベニー・グリーンさんとトリオでレコーディングしたという話になると、しばし絶句。大きな目をさらにサッチモの様に大きく見開いて、やっぱりものすごーくびっくりされていました。バスター、ベニーの二人ともとバンドを組んでおられたことがあるフレディさん、とても信じられないといった様子で「Are you THAT good?」(きみはそれほどまで上手いのか?)と尋ねられました。「Yes!」と大我。やるもんだ!フレディさん大笑いして、「そりゃ聴かないと!NYでライヴはないのか?」「7月7日にエディーさんと・・・」と答えるとマネージャーに「俺もSMOKEにいくから」と。マネージャーから「その時期は南米ツアーです」との返事にがっかりされ(こちらもガッカリ・・・)「今度機会があれば必ず行くよ!CD聞かせてくれよ!日野にヨロシク!」と固く握手して下さいました。

大我&Mr. Freddie Hubbard
 後ろにはフレディさんの晩御飯が…!冷めてしまわないか心配でしたが、そんなことお構いなしで夢中でお話してくださった気さくな大スター。感激です!
 
 バックステージから戻る途中、トロンボーンのスティーブ・デイヴィスさんとすれ違いました。
「あー!キミ!えーっと!Tiger?!」と突然叫ぶスティーブさん!
「どこかで一緒に演奏したよ…どこだっけ!あー悔しい!思い出せない!」と苦しんでおられましたが、こちらもどうしても思い出せず…。思い出したらメールするよ!2ショット撮ろうよ!ということになりパチリ!お送りすることを約束してお別れしました。

 今回発売するCD「On The Real Side」からの曲などを演奏されたのですが、大我、1曲目の個性的なテーマの運びがとっても気に入ったようで、帰りに口ずさんでいました。
 後にニューオリンズへ行った時にも、カーラジオから流れるメロディを聴いて「あっ!こないだのフレディの曲や!」と叫んでいました。すっかり気に入って頭に焼きついてしまったようです。

AMERICAごはん - 2008.08.27 Wed

 大我はニューヨークが大好きです。
 しかし、「住みたい?」と訊かれると、「そら住みたいです。でも…ちょっと…困ることがある…」
と、急に歯切れが悪くなっちゃいます。
それは、AMERICAごはん。


 やっぱり日本の味覚に勝るものはないと子供ながらに感じているようで、ニューヨークではレストランへ行っても食べたい!と思うものがあんまりないのです。
 AMERICAごはんは、どんな感じ?
と、たずねると、
 「とりあえず、でっかい。ほんまにでっかい。そんなぎょーさん食べられへん…。しかも、あんまり味がない。ケチャップとかマヨの味だけ…」

 実際見てみると…
meatloaf
 ハンパないでかさです。
 ちなみにこれは何かといいますと、大我ちゃんご注文のミートローフ。
 そらそんなに食べられませんよね
(この写真を見たアメリカ人の友人は、「Oh, God!How embarrassing! (ああヤダ…恥ずかしい…)」と顔を覆っていました)


 パスタも大我は大好きですが、NYでは何か味に幅がないように感じられました。
 それは、中華も同じ。いまひとつ、なんか足りん感じがするんです。

 そんな中、まあこんなもんでしょう…と納得して食べられたのが、チーズバーガーでした。
 具材をパンに挟んでケチャップかけるだけなので、料理と呼ぶほどの物でもないですが、その分、極端にまずくもなりませんし・・・
 というわけで、NY滞在中、レストランではじっくりメニューを見ることなく、「とりあえずチーズバーガーにしとく!」大我でした。
大我のNY生活@カフェ
Village Vanguard近くのカフェで巨大なチーズバーガーに戦いを挑む大我。
(後ろのAmericanな看板がナイス!)


 しかし、ちゃんと探せば、日本に勝るおいしいものもちゃんとあります。
 (チャイナタウンで偶然入った汚い飯店は大当たりだったし、前回の滞在時に行ったMichael Jordan Steak Houseは抜群でした)
 大我的にハマッタのは、まずベーコン。アパートの近所に量り売りの肉屋があり、そこでスライスしてもらうベーコンは厚切りで美味でした。日本の一般的なベーコンとは全く別の食べ物といってもいいほどでした。
 お菓子ではピーナツバターチョコ。「なあ、コレ日本でも売ってるかなあ?」と帰り際には名残惜しそうに数袋買い込んでいました。
 そして何と言ってもベーグル。ユダヤのパンですで日本でも人気ですが、なぜだか何かが根本的に違ううまさです。何が違うのか?作り方?水?塩?歴史?
 そして大人的には地ビール。安くて種類が豊富、そしてうまかったです。

 そして、まだまだ続くこの旅で、大我はおいしいハーレムのSOUL FOODやニューオリンズのお料理にも出会います。お楽しみに!

 

Mulgrew Piano Trio! - 2008.08.24 Sun

 怒涛のライブ三昧!
 連日の大物ライブがまだまだ続きます。

毎日のようにジャズ史に名を連ねるこんなにすごいジャズマンの演奏を生で聴けるニューヨークって本当にすばらしいー!
地下鉄に乗ってライブハウスへGO!
大我のNY生活2
(コラーッもうちょっとお行儀よく!) 

 この日は、大好きなピアニストの一人、マルグリュー・ミラーさんのトリオを聴きにホテルキタノへ。
 大我のファーストCD「TIGER!」には、「Waltz For Monk」という美しいワルツ曲が収録されています。Jazz Messengersでも活躍したドナルド・ブラウンというピアニストの作品ですが、大我はマルグリューさんのライブ演奏を収録したCDを聴いて感銘を受け、お気に入りのレパートリーとなったのです。マルグリューさんのピアノは聴く人の心にしっとりと響く歌心ある唯一無二のサウンドで、いつの日か共演してみたいと憧れる偉大なミュージシャンの一人なのです。

 さて、ホテルキタノは日系ホテルなのでメニューにお寿司があります日本で食べるお寿司と比べるとそりゃちょっとへんてこなものもありますが、食べるものがあまりおいしいとは言えないニューヨークでは、お寿司は大我の救世主なのです。ライブ前に、鉄火巻き(大好物!もちろんサビ抜き)をほおばる大我、突然に他のお客さんから「大我クン?」と声をかけられてビックリ。2ショット写真をお願いされちゃいました。ちょっとうれしはずかし…、慌てて鉄火巻きを飲み込んでポーズ
 そして演奏前にマルグリューさんにご挨拶。「ドゥユーリメンバーミー?」「Of course!」と握手(やっぱり手がでかかった!・・・大我談)
 マルグリューさんとは、大阪で一度お会いしたことがありましたが、今回、大我がバスター・ウィリアムズさん、ベニー・グリーンさんとクリントンスタジオでレコーディングした話を聞いて、目を丸くして「何?今、誰と何処でレコーディングしたって言った??!!??!」と、しばし言葉を失うほどびっくり仰天されました。早速メンバーやスタッフに「このコはタイガーっていうんだ!まだ9歳だけど、すごいドラマーなんだぞ!誰とレコーディングしたと思う?いいか?よく聞けよ!バスター・ウィリアムズとベニー・グリーンとだぞ!クリントンスタジオでだぞ!」とまるで自分の身内を自慢するかのように、大きな体を揺らしながらお話して下さってました。
 2年ほど前、大阪でお会いした時の2ショット写真です。
Mulgrew Miller 2shot


トリオメンバーは以下の通りのクレジット

Mulgrew Miller (piano)
Ivan Taylor (bass)
Rodney Green (drums)

 …でしたが、ドラマーはRodneyさんではなく、とても若い黒人の少年(20歳ぐらい?)でした。トラ(代役)かな?ユリシス・ナントカ(姓を忘れてしまいました)くん。MCによると、マルグリューさんがジャズを指導してきた弟子のような印象をうけました。Rodneyさんを聴きたいなと思っていたので、どうなんだろう?とちょっと不安でしたが、このライブは意外とこのユリシスくんの溌溂としたドラミングが大健闘の素晴らしいステージとなりました。音そのものよりも、生まれ持った天性のバネとリズム感で、物おじせずに逆にベーシストを自らぐいぐい引っ張ってリズムセクションを組み立てていく大胆さがあり、とても好感が持てました。

 マルグリューさんのピアノはやっぱり歌心に溢れていて、それを目の前で聴くとことさら感動的でした。客席には背中向きのピアノ配置でしたが、大きな背中がすっぽりグランドピアノを包み込み、心地よい音の数々が表面張力で満ち溢れたピアノの淵から時に優しく時に激しく流れ出し、その温かなグルーブにただただ酔いしれました。

 帰り際、バイバイと手を振る大我に「CDはいつ出来るの?」とマルグリューさん。「October(10月)」と答えると、「秋に日本に行くからCD聴かせてくれよ!会えるのを楽しみにしてるよ!」と言ってくださいました。今からマルグリューさんに再会する秋が楽しみな大我です。
 
 

Jazz Standardへ行きました - 2008.08.22 Fri

 New Yorkにはたくさんのジャズクラブがあります。でも数としてはひょっとすると東京の方が多いかもしれません。ただ、大きな違いとして一番びっくりするのが、お客さんの多さです。ビッグネームが集まる街だということも大きな要因だとは思いますが、有名クラブはどこも満席です。ちゃんと前もって予約しておかないと入れなかったりすることはしょっちゅうです。しかも座席は来たもん順なので、予約していても早めに行かないとものすごく後ろの方か端っこにしか座れなかったり…。 ジャズファンとしては、このように多くのジャズクラブでお客さんが熱狂してジャズという音楽を楽しんでいるのを見るのはとてもうれしいです。(思いつきでジャスクラブへ行こうと思っても入れないことがあるので、それはちょっと残念なこともありますが…)

 この日、大我は人気ジャズクラブ「Jazz Standard」へ行ってきました。ここは、1Fが「Blue Smoke」という評判のバーベキューハウスで、同じメニューが地下の「Jazz Standard」でも楽しめるのです。(でも早く食べないとすぐ店員が片付けに来るので注意してください)大我はちょっと早めに行って1Fの「Blue Smoke」で時間つぶし。するとチビッコ用のグッズをウエートレスのお姉さんが大我に持ってきてくれました。
しばしソレに夢中の大我
大我のNY生活@Blue Smoke 生クッキー生地に飾り付け
大我のNY生活@Blue Smoke1 すごく凝り性さん…星条旗模様の豚
ウエートレスさんも大絶賛!厨房でも「こりゃ傑作!」と評判だったそうです!
大我のNY生活@Blue Smoke2 焼きあがり~!うまいっす!

 そうこうするうちに「Jazz Standard」がオープン!
 クレジットは以下の通り。

George Coleman (alto sax)
Eric Alexander (tenor sax)
Harold Mabern (piano)
George Coleman Jr. (drums)
(スミマセン。どうしてもこの日のベーシストの名前を思い出せません。とても優しそうそうな若い白人の方でした)

 大御所ジョージ・コールマンさんは、大我が大好きなマイルス・デイヴィスのCD「Four And More」(大我HPのお気に入りのページでも紹介しています)でマイルスとともにサックスを吹きちぎっていて、もの心が付き始めた頃から何百回と聴いている大我ですが、生でそのプレイを聴くのは初めてです。
(そういえば、当時大我のお家によく遊びに来ていたドラマー・ミシナ タケシさん、大きなヘッドホーンを頭に載せノリノリでCDを聴いている3歳の大我に「大我それ何を聴いてんの?チョット聴かせて」と大我のヘッドホーンを取り耳にあてた瞬間「お前ナンチュウCD(Four And Moreです)聴いとんねん!!!3歳児がこんなん聴いて何でノリノリになれるねん???」「だってな、メッチャカッコエエねん!セヴンステップストゥヘヴン!」と・・・。ミシナさんがその場で倒れこんだのを思い出します)
 テナーは前回の渡米時にSMOKEでセッションしたことがある人気奏者エリック・アレキサンダーさん。名実ともにトップ奏者として現在のジャズ界を引っ張るプレイヤーですが、この日はなんだかとても控え目なプレイで、ご年配となった大先輩の巨匠コールマン氏をサポートすることに徹しておられるように感じました。ドラムはクレジットを見ていただければわかると思いますが、コールマン氏の御子息でした。ものすごい巨漢!大きな体をゆすっての迫力のあるドラミングでした。
 しかしこのクインテット、1曲が長~い!各15分から20分くらい。ちょっと長すぎて頭がぼーっとしてきそうになりましたが、そんな中でもきらりと光る存在感で呼吸と血流を促してくださったのが、ベテランピアニストのハロルド・メイバーンさんでした。失礼ながら、たぶん、道ですれ違ってもそこらへんのおっちゃんと思ってしまうような風貌の方ですが、その演奏は洒落っ気と泥臭さ、熱さとクールさがちょうどよいバランスでブレンドされ、物凄くかっこよかったです。アメリカには世界的に超有名ではなくとも強烈なプレイヤーが沢山います。ぜひまた聴いてみたい!と思わせる魅力あるジャズピアノでした。

 セット終了後、ぜひハロルドさんとお話したいと思い、声をかけてみました。
 ハロルド・メイバーンさんと2ショット!
大我&Mr. Harold Mabern
 大我が英語で挨拶すると、なんとハロルドさんは、大我のことを噂で聞いて知っている!と言って逆にすごく感激して喜んでくださいました。
 そしてハロルドさん、「ジョージに会わせなきゃ!」とそのまま大我の手を引っ張って、ぐいぐいバックステージへ。「ジョージ!ほら!噂のドラマー、タイガーが来てるよ!」と大我をコールマン氏に紹介してくださいました!ハロルドさんの熱弁にコールマン氏も目を丸くしてびっくり!
 ってことで、巨匠ジョージ・コールマン氏とも2ショット!
大我&Mr. George Coleman

そして、こちらが、ドラムのジョージ・コールマン・ジュニア
大我&Mr. George Coleman Jr.
 本当にでっかい!大我の3倍か4倍くらいはありそう!
 でもとっても優しい方でした。大我のドラムを聴きたいからSMOKEのライブへ行きたいなあ…行いけるかなあ…と何度も日にちを確認しておられました。
プレイヤーの皆さんにお別れをして店を出ました。入替制で次の入場を待っている行列の横を通って帰る大我を見つけた沢山の人が「Tigerだよね?」と入れ替わり立ち替わり握手を求めてきてくださり、「ガンバッテネ!」と応援の言葉をくださいました。「ハイッ!」と元気よく答える大我でした。

 この日の余談…
 本文にも書いたとおり、早めにお店に着いた大我、ちょっと早すぎたので時間をつぶそうと1階の「Blue Smoke」に入ったわけです。すると入ったとたん、土砂降りの大雨になりました…
 …そして、もちろん帰る頃には雨はすっかり上がっていましたっとさ…


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